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あすから「栄養士個別指導」スタート 伊東市民病院

6/30(金) 11:16配信

伊豆新聞

 伊東市民病院は7月1日、住民の食生活のサポートを目的にした「オープン栄養指導」を始める。かかりつけ医から紹介された人を対象に、同病院の管理栄養士らが個別の外来栄養指導を行う。このほど開いた地域連携懇談会で、同病院の担当者が市医師会会員らに事業内容を説明し、積極的な活用を呼び掛けた。

 オープン栄養指導は毎週2回、月曜日と木曜日に行う。対象となる疾患は▽糖尿病▽糖尿病性腎症▽肥満症▽腎臓病▽高血圧症▽心臓病▽貧血症―など。地域のかかりつけ医から紹介された人に対し、同病院の管理栄養士らが指導を行う。結果は本人だけでなくかかりつけ医にも報告する。

 同病院栄養室係長の管理栄養士杉本尚子さんは「生活習慣や健康状態などを基に、一人一人の実情に合わせた指導を心掛ける。食生活の問題点を見つけた上で、これはだめ、あれはだめと禁止するだけでなく、一緒にその人に合った改善方法を考えていく」と指導方針を説明した。

 市医師会の山本佳洋会長は「開業医は、なかなか栄養指導まで手が回らない。市民病院と連携したこの取り組みが患者さんの健康づくりに役立つことを期待している」と話した。

 地域医療懇談会には同病院の医師、看護師、医師会会員ら100人が出席した。認知症の磁気共鳴画像装置(MRI)診断についての講話を聞いた後、意見交換を行った。同病院の荒堀憲二管理者はあいさつで「この地域の医療を守るため、顔の見える関係をつくっていきたい」と述べた。

 【写説】オープン栄養指導の内容を説明する管理栄養士の杉本さん=伊東市民病院

最終更新:6/30(金) 11:16
伊豆新聞