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月初高期待からの買い戻しがどこまで入るか

6/30(金) 8:10配信

ZUU online

梅雨らしい天気になっていますが、株式市場も米国株が大きく下落となったことで日本市場も手仕舞い売りに押されそうです。欧米で金融緩和縮小が進んでいる、進みそうだということでいったん手仕舞いの動きも出てくるということでしょう。

対ユーロでは円安が進んでいるのですが、対米ドルでは円安一服となっていることもあって買い難くなりそうです。ここのところ値持ちは良く、日銀や年金の買いも期待されるのですが、さすがに手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうです。日経平均が再度2万円を割り込むようであれば一気に調整気分が高まり、下値を試すことになるのでしょう。

米国株安や円高一服を受けて本日の日本市場は売り先行となりそうです。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物は2万円を割り込んでおり、一気に下値を試す動きになりそうです。週末、月末、四半期末ということで手仕舞い売りが出るかお化粧買いが入るかということですが、特に買い上がる材料にもならず、空売りの買い戻しも進んでいることから一気に調整となりそうです。

再び2万円水準を試すことになりそうです。2万円の攻防となるか、2万円を意識したところで下げ渋るかというところなのですが、一気に2万円を割り込むと今度は2万円を上値にさらに下値を試す動きになるということもありそうです。月初高期待からの買い戻しがどこまで入るかということになりそうです。

■本日の投資戦略

しっかりと反発となったと思ったら再度米国でハイテク銘柄が大きく売られ、日本市場でも手仕舞い売りに押されそうです。為替も円安一服となったことで手仕舞い売りも出やすいということなのでしょうし、週末ということで積極的に買い上がるということでもないのでしょう。ただ、日銀や年金の買いが期待されることや月初高期待もあり、買い戻しがまとまって入ると案外下げ渋るということになりそうです。

結局は買われ過ぎたものは売られるということなのだと思います。いつまでも上昇が続くと思われ、大きく下押したところから反発となると再度買いが入ると期待されるのですが、何しろ買われ過ぎていただけにいったん売られると一気に手仕舞い売りや見切り売りが嵩むということなのでしょう。ただ、今後は売られ過ぎとなるところを探るようにしていけばいいと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:6/30(金) 8:10
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