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ディメンションデータ、ツール・ド・フランスにマシンラーニングを導入

6/30(金) 15:34配信

BCN

 ディメンションデータジャパン(橋本晃秀社長)は6月29日、ツール・ド・フランスを運営するアモリ・スポル・オルガニザシオン(A.S.O)と、大会の公式テクニカルスポンサーであるディメンションデータが、今年のツール・ド・フランスで、マシンラーニングを導入すると発表した。

 今年のツール・ド・フランスでは、A.S.Oと共同で開発したディメンションデータのデータ分析プラットフォームに、マシンラーニングとレース中のデータ、過去のレースデータを組み合わせた複雑なアルゴリズムを組み込んだ。これにより、レース進行に合わせてサイクリングファンにより深い洞察を提供することが可能となる。ファンはさらに、選手のプロファイルから、どのような環境と状況であれば、その選手が最高のパフォーマンスを発揮するかを把握することができる。また、新たな試みとして、さまざまなレースシナリオの可能性を探る予兆分析テクノロジーも活用する。例えば、レースのあるステージで先頭集団が、その集団から前に抜け出す選手をとらえることができるか、といった予測を行うという。

 ライブトラッキングとデータ分析ソリューションの核となるのは、選手それぞれのバイクのサドルの下に装着するGPS応答器。これらの応答器から集められたデータを、コースの傾斜や天気概況などの外部データと組み合わせ、それぞれの選手の実際のスピードや位置、選手間の距離、レース内でのグループ構成などの洞察を提供する。今年のソリューションでは、21のツアーステージ中、30億個を超えるデータポイントを生成・分析。昨年の1億2800万個からデータポイント数を大幅に増加している。

 さらに、今回のソリューションは、すべてクラウドベースの仮想化された拡張性あるデータセンターを採用。より少ない人員でソリューションの実行が可能で、世界中のどこからでも管理でき、地理的に柔軟なソリューションを提供することができる。ディメンションデータのテクニカルチームは、最新鋭のデジタル仮想ワークプレースを装備したハイパーコネクトモバイルコラボレーションハブを通じて、4つの大陸で協業していく。

 なお、レースは、7月1日にデュッセルドルフからスタートし、7月23日にパリのシャンゼリゼ通りでゴールする。

最終更新:6/30(金) 15:34
BCN