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ホンダセンシングが「フィット」にも、ハイブリッドモデルは207万円から

6/30(金) 6:25配信

MONOist

 ホンダは2017年6月29日、コンパクトカー「フィット」の一部改良を実施したと発表した。新たに、運転支援システム「Honda SENSING(ホンダセンシング)」をガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルに設定。デザインや燃費性能、装備も見直した。6月30日に発売する。

【新開発のボディーカラーや上級グレード向けデザインなどの画像】

 ハイブリッドモデルの税込み希望小売価格は、ホンダセンシングなしの場合169万9920円から、ホンダセンシングありが207万9000円からとなる。非ハイブリッドモデルは、一部グレードを除いてホンダセンシングが装着されており、税込み希望小売価格はホンダセンシングありで165万3480円から。ホンダセンシングなしのガソリンエンジンモデルは、5速MTのFF(前輪駆動)もしくはCVTの4WDのみで、いずれもエンジンの排気量は1.3l(リットル)となる。

●採用車種広がるホンダセンシング

 従来のホンダセンシング搭載車種と同様に、8種類の運転支援機能を全て利用できる。ホンダセンシングの機能には、対車両・歩行者の自動ブレーキ、誤発進抑制、路側帯の歩行者との衝突をステアリング制御で回避する「歩行者事故低減ステアリング」、車線逸脱抑制と車線維持支援、アダプティブクルーズコントロール、先行車発進お知らせ機能、標識認識がある。

 ホンダセンシングの採用車種は「レジェンド」「アコード」「オデッセイ」「ヴェゼル」「ジェイド」「ステップワゴン」「フリード」で、今回新たにフィットが加わった。なお、ジェイドとステップワゴンのみ、歩行者事故低減ステアリングに対応していない。

 ボディーカラーは新開発の3色「ルージュアメシスト・メタリック」「スカイライドブルー・メタリック」「プレミアムアガットブラウン・パール」や、新採用色を加えて全12色から選択でき、刷新したデザインの個性を引き立てる。

 デザイン変更を施したのは前後バンパーで、低重心でワイドな外観に仕上げた。上級グレードには、張り出し感のある専用のバンパーや、大型テールゲートスポイラー、サイドシルガーニッシュを採用してスポーティーな印象を強調する。

 ヘッドランプには、インラインタイプのLEDを採用。ライン状のポジションランプとの組み合わせにより、シャープで先進的な印象を目指した。

●乗り心地や走りも改善

 乗り心地や走りも向上させた。フロントウィンドウは遮音機能付きのガラスを採用して静粛性を向上。ボディー剛性の強化やサスペンションダンパーの減衰特性の最適化により、上質な乗り心地を実現したという。

 パワートレインは、ガソリンエンジンモデルが排気量1.3lのアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジンと同1.5lの直噴DOHC i-VTECエンジン、ハイブリッドモデルが「SPORT HYBRID(スポーツハイブリッド) i-DCD」となっている。JC08モード燃費はハイブリッドモデルで37.2km/l、排気量1.3lのガソリンエンジンが24.6km/l、同1.5lのガソリンエンジンが22.2km/lを達成。2013年の全面改良時のJC08モード燃費は、ハイブリッドモデルが36.4km/l、排気量1.3lのガソリンエンジンが26.0km/l、同1.5lのガソリンエンジンが21.8km/lだった。

 それぞれの特性を生かしてチューニングを実施、フロントピラーやフロントバンパースポイラーの形状を最適化するなど、燃費性能を改善している。新型フィットは全モデルのエンジンに共通してカムシャフトの軽量化を図り、ノッキングを抑制するためにブロック軸間にスリットを入れた。また、ピストンやチェーンの摺動部のフリクションを低減しているのも共通だ。

最終更新:6/30(金) 6:25
MONOist