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【オーストラリア】日本へのカジノ進出、困難か 豪クラウン、中国の賭博問題有罪で

6/30(金) 11:30配信

NNA

 オーストラリアの娯楽開発大手クラウン・リゾーツによる日本のカジノ市場への進出は困難になった――。マカオのカジノ大手、新濠博亜娯楽(メルコ・リゾーツ&エンターテインメント、旧メルコ・クラウン・エンターテインメント)のローレンス・ホー会長兼最高経営責任者(CEO)はこのほど、クラウンの従業員が中国で賭博勧誘問題で有罪判決を言い渡されたことを受け、「クラウンの日本進出は難しいだろう」との見方を示した。オーストラリアン・ファイナンシャル・レビューが伝えた。
 富豪ジェームズ・パッカー氏が48%出資するクラウンは以前から、カジノを含む統合型リゾート(IR)が日本で解禁されれば、日本のカジノ市場に進出したいとの意欲を示していた。
 だが昨年10月、中国政府当局が クラウンの従業員17人と元従業員2人を賭博勧誘の容疑で逮捕。上海市の裁判所は今月26日、クラウン従業員らが中国人富裕層を海外のカジノに違法に勧誘したと認定し、9~10カ月の禁錮刑を含む実刑判決を下した。
 これに対しホーCEOは「従業員が有罪判決を受けたことは、クラウンが日本進出を行う上で不利になる」と主張。カジノ開業に必要な免許取得に当たり、従業員が違法行為を行ったことが問題視される恐れがあると指摘した。また、日本でのカジノ開業を狙う競合他社が、クラウンを排除しようと今回の違法問題を取り沙汰する可能性もあるとしている。

最終更新:6/30(金) 11:30
NNA