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教員多忙化解消へ発信強化 静岡県教委、映画CMやポスター

6/30(金) 8:30配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 県教委は教員の多忙化解消に向けて2016年度から実施している「未来の学校『夢』プロジェクト」の情報発信を強化する。協賛企業10社の支援を得て、映画館CMの放映や、全小中学校のポスター掲示などを進める。教員の多忙化解消が教育の質の向上につながるとの認識を児童生徒の保護者らと共有するのが狙い。

 CMは30秒間で、夏休み中の8月に静岡県東、中、西部の映画館でそれぞれ放映。主に親子連れが観賞するアニメ映画の上映前を想定する。タレントの久保ひとみさん(浜松市南区)を起用し、「みんなで考えよう。これからの学校のこと」などと呼び掛ける内容。

 ポスターは小中学校のほか、ショッピングセンターなどへの掲示も想定し、県と包括連携協定を結んでいる企業などに協力を求める。

 県教委義務教育課によると、教員の多忙化解消は教員が児童生徒に向き合う時間をつくり、指導の質を向上させるための喫緊の課題だが、周知が不足し、保護者らの理解は十分に得られていないのが現状という。

 プロジェクトは16年度から県内4地域のモデル校で実施している。大学や民間企業と連携して校務の洗い出しや分類・整理、勤務時間の厳格な管理、教員やスクールカウンセラーらの重点配置などに取り組み、多忙化解消に向けた成果につなげる。

静岡新聞社