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LNG火発手続き遅れ 静岡、事業者「着工期変更なし」

6/30(金) 8:16配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡市清水区に計画される液化天然ガス(LNG)火力発電所を巡り、事業者のJXTGエネルギー(旧東燃ゼネラル石油)が6月中にも行う予定だった環境影響評価(アセスメント)の手続きが数カ月ずれ込むことが29日、同社への取材で分かった。担当者は「現時点で、着工や稼働時期に変更はない」としている。

 アセスメントの手続きのうち、大気など現況の環境調査と予測、評価、保全対策などの検討結果をまとめる「準備書」の策定が遅れている。静岡新聞社の取材に「4月に経営統合で新会社に移行し、社内手続きなどで作業が遅れた」と説明。「既に現況調査を終え、まとめの段階に入っている。時期は明言できないが、策定後、速やかに届け出る」としている。

 計画では、同社清水油槽所内の遊休地に出力合計約110万キロワットの発電所を設ける。2018年の着工、22年中の稼働を目指すが、地域住民による反対運動も起きている。

 市は「届け出があれば専門家の審査会、市民意見を聞く公聴会などの手続きを粛々と行う。一般論として提出が遅れればその分、その後のさまざまな手続きも後ろ倒しされる」(環境創造課)と話す。

静岡新聞社