ここから本文です

【巨人】山口俊ブーイング覚悟…古巣DeNAと移籍後初対戦

6/30(金) 6:05配信

スポーツ報知

 巨人の山口俊投手(29)が29日、先発予定の7月2日のDeNA戦(東京D)で相手ファンのブーイング覚悟で臨む決意を示した。昨年まで所属した古巣とはFA移籍後初対戦。厳しい声援も予想されるが「逆にありがたい声だと思ってやります。興味がなかったら何も言われないでしょうし。歓迎のあいさつだと思って頑張ります」。互いに手の内を知り尽くす筒香、ロペス、宮崎らとの対決へ闘志を燃やした。

 涙のFA権行使から8か月。山口俊にとって古巣との初対戦が実現する。G球場でランニングなどで調整後、「そんなに意識することはない。自分のやれることをしっかりやればいい。相手がどこでも一緒。逆に楽しみなくらいです」と普段通りの投球を強調した上で、予想されるブーイングを受け止める覚悟を示した。

 「それは、逆にありがたい声だと思ってやります。興味がなかったら何も言わないでしょうし、何かしらあるからブーイングもあると思う。歓迎のあいさつだと思って頑張ります」

 昨年はDeNAの選手会長として自己最多の11勝でCS出場に貢献した。チームへの愛着、ファンへの感謝の気持ちは強かったが、考え抜いた末に野球選手として最も評価してくれた巨人への移籍を決断した。横浜スタジアムではなく東京Dとはいえ、左翼席は青く染まり大歓声が確実。その中で、梶谷、筒香、ロペス、宮崎ら昨年まで味方だった強力打線と勝負する。

 「お互いを知っている。秘策はありますけど、駆け引きになってくると思います。その日の調子によってスタイルは変えていくつもり。押すかもしれないし、そこは分からないです。みんな調子がよさそう。良い打者が続くので、上位打線をしっかり打ち取っていかないと大量点になる」

 今季は右肩の違和感で出遅れたが、6月14日のソフトバンク戦(東京D)で6回無安打無失点で移籍後初登板初勝利。前回25日の中日戦(東京D)も6回3失点と粘った。フォームを試行錯誤している段階とはいえ、150キロの重い速球は威力抜群。菅野、マイコラス、田口との「4本柱」の一角として期待は大きい。

 「僕はもう出た(移籍した)ので、巨人の一員として頑張るだけ。今はこのチームが優勝するために頑張っている。1イニングでも多く投げたいですね」

 マウンドから青いユニホームの打者を見れば、様々な感情も湧くだろう。それでも、私情を封印して巨人のためだけに腕を振る。

最終更新:6/30(金) 6:05
スポーツ報知