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隠岐・中ノ島で絶滅危惧種のタケシマシシウド見頃 国内唯一の自生地 /島根

6/30(金) 10:30配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 隠岐・島前中ノ島(海士町)で現在、島根県が指定する絶滅危惧種「タケシマシシウド」の花が見頃を迎えている。(隠岐経済新聞)

花は、ごく小さい

 タケシマシシウドはセリ科の多年草。海士町教育委員会によると、自生地は国内で同島のみといい、1970年代後半に確認されるまで同じ日本海にある韓国の島・鬱陵島の固有種とされていた。現在は、島根県が県内で絶滅の危機にある野生動植物まとめた「しまねレッドデータブック」の植物編(2013年)に掲載されているものの、離島という立地から専門家の間でもほとんど知られていないという。

 花は、茎の先からいくつにも分かれた枝の先に1つずつ咲き、ごく小さい。花びらの色は白。花同士が密集してこんもりと咲く様子が似る植物には、東北~近畿地方の日本海側によく見られる「セリモドキ」がある。
 
 島内では、豊田地区の明屋海岸裏手にあたる山道沿いで主に群生。現在、例年より遅めの見頃を迎えている。開花は7月末ごろまで。

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