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連敗脱出マー君が狙う 直球の球速アップで終盤帳尻合わせ

6/30(金) 12:08配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 ヤンキース・田中将大(28)が長いトンネルから抜け出た。

 28日(日本時間29日)のホワイトソックス戦で6回を6安打2失点で6勝目(7敗)をマーク。連敗を6で止め、5月8日のレッズ戦以来の白星を手にした。

 5月14日のアストロズ戦では自己ワーストの1試合4本塁打を浴びるなど、今季は計21被弾。直球が走らず、力のないストレートとキレのない変化球をスタンドに運ばれるシーンが目立った。

「今季はボールが飛ぶ印象がある」と言い訳したこともあったが、ダルと投げ合い、8回を無失点と好投した23日のレンジャーズ戦は一転。最速96マイル(約154キロ)の直球を主体に相手打線を手玉に取った。この日のホワイトソックス戦はさらに球威が増し、MAX97マイル(約156キロ)を記録した。今季序盤は平均90マイル(145キロ)だったから、球速はかなりアップしている。

 前半戦の終了(7月9日)間際になってエンジンがかかり始めたのは、渡米4年目にして力の入れどころが分かったからかもしれない。メジャーではレギュラーシーズン終盤からポストシーズンにかけての活躍が評価される傾向にあり、田中も後半戦を見据えてギアを上げてきたのだろう。

 今季のア・リーグ東地区は首位ヤンキースから最下位ブルージェイズまで5・5ゲーム差(28日終了時)でひしめき合う混戦模様。各球団ともポストシーズン進出の可能性があるだけに、7月末のトレード期限までに積極的な補強に動くといわれる。低予算で運営し、シーズン途中に他球団の主力をトレードで獲得することのなかったレイズですら、マーリンズから若手有望株との交換で正遊撃手のアデイニー・エチャバリア(28)を獲得した。

 終盤は同地区との対戦が増える。田中はいよいよ真価を問われることになる。

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