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巨人5人球宴ジャックで浮き彫りになったベンチの機能不全

6/30(金) 12:33配信

日刊ゲンダイDIGITAL

 日本野球機構は29日、オールスターの選手間投票の結果を発表した。12球団の選手742人が投票。すでにファン投票で選出された11人を除く8人が新たに選ばれ、巨人からは捕手の小林誠司(28)、一塁手の阿部慎之助(38)、三塁手のケーシー・マギー(34)の3人が選出された。

 セの遊撃手で1位の坂本勇人(28)は、両リーグ通じて最多の524票を獲得。ファン投票で選ばれた投手の菅野智之(27)と坂本は選手間でも1位である。

 13連敗を喫するなど5位に沈む巨人勢が、プロが選ぶ選手間投票で9ポジション中5人を占めた。「これでなぜ借金にまみれているのか。不思議ですね」と巨人OBで評論家の中村稔氏がこう嘆く。

「捕手の小林なんて、打てない、リードがダメとチームでは散々だが、プロの目が選んだ。巨人はいい選手が揃っていると証明されたわけです。ベンチのやりようによっては、上位にいないとおかしい。勝てないのはベンチの責任と言われたようなものです。先日、呆れたプレーがありました」

■「ベンチが機能していない」

 中村氏が指摘するのは24日の中日戦。0―7とリードされた七回1死一、二塁で打席に石川が入った場面だ。

「巨人は先頭から2者連続四球でチャンスをもらった。相手投手は高卒2年目の小笠原で、ストライクが入らずにアップアップしていた。それを石川は初球から2球続けてボール球を空振り。結局併殺打に倒れた。点差を考えたら走者をためる場面。積極性を履き違えている選手はもちろんですが、教育をしていない、もしくはできない首脳陣はもっと悪い。川上さん、長嶋さん、王さん……歴代の監督なら、ベンチで激怒するプレーです。今は由伸監督はもちろん、コーチも怒らないんでしょう。チーム全体で野球ができていない。ベンチが機能していないんだと、あれで分かりました」(中村氏)

 巨人勢の球宴ジャックで、逆に浮き彫りになったことがあるようだ。

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