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シュツットガルト浅野 2部とは思えぬ豪華布陣にもまれ急成長

6/30(金) 16:31配信

東スポWeb

 ロシアW杯アジア最終予選を戦うハリルジャパンのスーパーサブとして“切り札”に指名されるFW浅野拓磨(22=シュツットガルト)。圧倒的なスピードを武器に日本代表に定着したストライカーが急成長した裏には意外な理由があった。

 浅野は昨年7月に移籍したアーセナル(イングランド)から当時ドイツ2部シュツットガルトへレンタル移籍した。2部で海外挑戦の第一歩を踏み出すことになったわけだが、思わぬ“誤算”が成長を促したという。浅野は「本来なら2部でプレーしないような選手ばかりで、本当に良い選手が揃っている。その中で経験できたことは大きい」と振り返った。

 2部はレベルが落ちると思われがちだが、昨季のシュツットガルトはひと味違った。攻撃陣はルーマニア代表MFアレクサンドル・マキシム(26)に加え、ドイツ2部で得点王を獲得したFWシモン・テローデ(29)が加入。さらにシーズン途中の2017年1月には米国代表FWユリアン・グリーン(22)やガーナ代表MFエベニーザー・オフォーリ(21)らを獲得し、2部とは思えない豪華メンバーだった。

 有望な若手が続々と加入し、シ烈なレギュラー争いが展開されたため浅野も練習から切磋琢磨することで心身ともにタフな選手に成長。公式戦27試合で4得点4アシストを記録し、チームも2部優勝で1部昇格を決めた。浅野もその功績が認められてハリルジャパンの常連選手となった。

 バヒド・ハリルホジッチ監督(65)も「オフェンス力の高い選手だ」と高評価し、W杯アジア最終予選オーストラリア戦(8月31日、埼玉)でも“切り札”として期待する。来季も1部に昇格したシュツットガルトでのプレーが決まったが、世界各国の有望株と競って得た経験を糧に、日本を歓喜へ導く一発を決められるか。

最終更新:6/30(金) 17:51
東スポWeb