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「次世代産業を集積」川勝知事が所信表明 静岡県議会

6/30(金) 17:00配信

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS

 静岡県議会6月定例会が30日、開会した。川勝平太知事は知事選後、初の県議会本会議に臨み、3期目に向け「県民の命を守り、福祉を充実させ、一人一人が幸福を実感できるような政策を推進する」と決意を表明した。喫緊の課題に6項目を挙げ、経済・雇用対策については「本県経済を力強くけん引する世界水準の次世代産業を展開し、未来につながる産業構造を構築していく」と所信を述べた。

 知事は「静岡県の発展のためオールサイドの立場で県政運営に全力を傾注する」と改めて県政のかじ取りへの姿勢を語った。現行の県総合計画を2018年3月までに達成するとともに、「3期目のジャンプとなる新しい総合計画を本年度中に策定する」とした。

 最優先事項として選挙公約で掲げた「命を守る」「福祉の充実」「暮らしを豊かに」を提示。「県民が豊かさを実感できるよう、雇用・経済対策を進め、国内外から憧れを呼ぶ豊かな暮らし空間を創出する」とし、官民一体となって次世代産業の創出と人材の確保・育成に重点的に取り組む方針を強調した。「医療・健康、食品、セルロースナノファイバーなど本県が誇る先端的な産業をさらに伸ばし、世界と戦える次世代産業の集積を進めていく」と意欲を示し、中小企業・小規模企業に対しても引き続ききめ細やかな支援策を実行するとした。

 市町との連携、協働については「『和をもって貴しとなす』の精神で対話を重ね、強固な信頼関係を構築していく」と話した。



 ■川勝知事 所信表明骨子

 ▼現行の10年計画の県総合計画を前倒しし、2018年3月までに実質7年1カ月で達成する

 ▼新しい総合計画を2017年度中に策定する。最優先事項は「命を守る」「福祉の充実」「暮らしを豊かに」

 ▼県政の喫緊の課題「危機管理」「すべての子どもを大切にする社会づくり」「世界水準の次世代産業の展開」「世界に開かれた観光・通商・外交の実践」「世界クラスの資源の発信」「スポーツの聖地づくりとスポーツ王国の復活」に対応する

 ▼市町や民間との連携を強化し、質の高い行政経営に取り組む

静岡新聞社