ここから本文です

【巨人】小林、選手間投票で球宴初選出…侍の輝き再び

6/30(金) 6:05配信

スポーツ報知

 巨人の小林誠司捕手(28)が初の球宴出場を決めた。日本野球機構(NPB)が29日、「マイナビオールスター2017」(7月14日・ナゴヤD、15日・ZOZO)の選手間投票最終結果を発表し、巨人からは両リーグ最多の5人が選ばれた。打率1割台ながら“プロ”から実力を評価された形の小林は、球宴同様にスターぞろいのWBCでは鮮烈な活躍を披露。再度の大舞台を成長につなげることを誓った。

【写真】2017球宴選手間投票結果

 驚きと同時に胸が高鳴った。小林は、選手間投票でのオールスター初出場に「うれしく思う気持ちと誇りに思う気持ちがあります。ファンには元気な姿で、喜んでもらえるようなプレーを見せたい」と喜びをあらわにした。球界のスター選手が集まるのが球宴。3月のWBC以来となる大舞台に目を輝かせた。

 捕手としての能力の高さが同じプロからも評価された。投票権を持つ全742人中、254人と3分の1以上の票を獲得。2位・中村(ヤクルト)とも141票差をつけた。今季、打撃では、打率1割7分9厘、0本塁打、10打点も、出場66試合はセ・リーグ捕手で最多だ。盗塁阻止率3割2分も、許した盗塁企図数は25。チームの許した盗塁企図数がリーグ最少の29だけに、走らせない技術と強肩も目立つ。また、チームの暴投もリーグ最少の13。小林自身の捕逸はゼロと、バッテリーエラーが極端に少ないのも「止める技術」が高い証しだ。

 そして、3月に行われたWBCでの活躍が記憶にも新しい。招集当初は控え捕手だったが、大会前の練習試合で菅野、ロッテ・石川らを好リードし正捕手の座を射止めた。そして大会では、打率はチームトップの4割5分、1本塁打、6打点。侍のラッキーボーイとして活躍し、日本の4強進出に貢献した。大会後には「反省点も多かったが、貴重な経験ができた」と得た収穫の大きさを感じていた。

 侍メンバーも多く集まる球宴で、WBCの輝きを取り戻したい思いも強い。オールスターでは、ともに侍で戦った選手と敵味方で対戦。「日本を代表する選手と野球ができるのは楽しみ。いろんな考えとか話ができたら良い。高揚感もありますし(WBCと同様)勉強になると思って頑張ります」。WBC同様、結果を残して後半戦の飛躍につなげていく覚悟だ。

 この日は、宇都宮でレギュラークラスで唯一、ピックアップ練習に参加。フリー打撃などで汗を流した。30日のDeNA戦(宇都宮)では、菅野とバッテリーを組み、現在3戦連発の筒香と対戦する。「(菅野と)しっかりと話し合って、抑えられるようにするだけです」と集中を高めた背番号22。球宴前にまずは目の前の勝利を貪欲に求めていく。(原島 海)

最終更新:6/30(金) 9:03
スポーツ報知