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都市型大型店「ニトリ渋谷公園通り店」オープン 似鳥会長「念願だった」 /東京

6/30(金) 13:43配信

みんなの経済新聞ネットワーク

 渋谷・神南エリアに6月30日、「ニトリ渋谷公園通り店」(渋谷区神南1)がオープンした。経営はニトリホールディングス(札幌市北区、以下ニトリHD)。(シブヤ経済新聞)

駅側から望む店舗

 都心部への出店を進めている同社は、10年以上前から渋谷への出店を構想していたという。出店場所は、丸井(中野区)のインテリアショップ「インザルーム」(2004年閉店)として開業し、昨年8月末までシダックスのレストランカラオケクラブ「渋谷シダックスビレッジクラブ」が営業していたビルとなる。

 都市型大型店となる同店はニトリ初の9層で、面積は計約1510坪。JR山手線沿線8店舗の中では最大の都市型店舗となるという。1階~5階はホームファッション売り場、6階~9階は家具売り場となる。

 オープン時の取扱商品は約9600SKU(Stock Keeping Unit=サイズ・色違いを含めた管理単位)で、面積構成比は、ホームファッション=52%、家具=48%。山手線沿線内では「最も品ぞろえが充実した店舗」(ニトリHD似鳥昭雄会長兼CEO)となる同店は、若年層を意識した低価格帯の商品やカラーバリエーションにも注力。多層構造を生かし各フロアにテーマを持たせた売り場づくりを行い、オリジナルブランド「ニトリスタジオ」のレザーソファ売り場を初めて設けるなど新たな試みも行っている。

 似鳥会長兼CEOは「乗降客数1位~3位(新宿・渋谷・池袋)の駅に出店できたことはうれしい限り」と喜びを表現。「(渋谷は)情報発信の場としては最適。(街に)多い20~30代の若い世代の気持ちに応えられるよう注力した。渋谷初の高感度ホームファッションを有名にしていきたい」と意欲を見せた。近隣店舗とのカニバリゼーションも懸念されるが、「東京は人口が多い。渋谷の6割程度の面積の新宿店には今でも週に8万人の方に来店いただいている。少しでも緩和されて買い物がしやすくなるのでは」と話す。

 シダックスは昨年の渋谷シダックスビレッジクラブを閉店後、同ビル上層階に置いていた本社を、隣接する旧渋谷電力館を借り受けた「シダックス・カルチャービレッジ」内に移転し、カルチャースクールやスポーツクラブなどを展開している。

 渋谷シダックスビレッジクラブ跡にはさまざまな問い合わせがあったというが、同社とニトリは「『人々の暮らしを豊かにする』という志が一緒だった」と話す同社志太勤一会長兼社長。「総合サービスのシダックスと流通のニトリ、業種は違う2社が一緒になることで新しい渋谷の魅力を発信していけるのでは」と期待を込める。

 営業時間は10時~20時。

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