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愛ちゃん、おめでた!厳しい道のりだけど…東京五輪諦めない

6/30(金) 6:05配信

スポーツ報知

 リオデジャネイロ五輪卓球女子団体銅メダルの福原愛(28)=ANA=が29日、第1子を妊娠したことを発表した。自身のブログで今秋に出産予定であることを明かし、昨年9月に結婚した同五輪台湾代表の江宏傑(28)=琉球アスティーダ=もSNSで報告した。

【写真】福原愛の仮想「東京五輪金メダルへの道」

 2016年のリオ五輪後に休養に入っている福原は将来的に競技に復帰する意向を持っており、20年東京五輪では「ママで金メダル」に挑戦することになりそうだ。

 福原が母になる。20日ぶりにブログを更新し、「私事ですが、赤ちゃんを授かりました。体調が安定しない日が多く、中々皆さまにお伝えすることができなかったのですが、出産は秋を予定しています。小さな命が私たちのもとに来てくれたことをとても嬉しく思います」と幸せいっぱいの報告。夫の江宏傑もSNSで「いい父親になれるように勉強中です」とつづり、ともに女の子の人形の手を2人で握る写真を掲載した。

 母となることで、東京五輪を見据えた競技への復帰の道も開けそうだ。団体戦銅メダルを獲得したリオ五輪後は休養に入り、復帰時期は明らかにしていないが、昨年9月に江と結婚会見に臨んだ際には「結婚して新しい家庭、夫婦の在り方があると思うけど、その軸はまだできていない。地盤をしっかり固めてからまた卓球という軸に戻りたい」と話していた。まずは家庭を優先させてきたが、第1子を授かったことで「軸」が固まったと判断すれば、競技者として第一線に戻ってくる可能性は高い。

 今秋としている出産時期について、関係者は「福原さんの誕生日(11月1日)に近い時期だと思います」と話しており、10~11月頃には喜びの報告を聞けそうだ。そこから東京五輪までは3年弱。出産による体力の低下や子育てとの両立を考えれば簡単ではないが、以前から「結婚しても競技を続けられるという姿を見せたい」という意向を持っている。これまで東京五輪を意識した発言は控えているものの、競技への復帰を決断した場合、視野に入ってくることは間違いない。

 もちろん、何より大事なのは生まれてくる子供の存在だ。現状や今後について、ブログでは「夫はきっといいパパになってくれると思うので、私も負けないくらいいいママになれるよう、赤ちゃんに会えるまでの間しっかり勉強して準備したいと思います」と記した。マネジメント会社によると現時点でイベント出演など公の場に出る予定はなく、家庭と体調を最優先に出産までの日々を過ごしていく。幸せに彩られた秋を迎えた先に、福原の新たな夢が見えてきそうだ。

 ◆ママでも金 03年に谷佳知(オリックス)と結婚、05年妊娠を発表した五輪2大会連覇中の柔道女子48キロ級の谷亮子は「田村で金(2000年シドニー)、谷で金(04年アテネ)、ママになっても金」と宣言。

 ◆福原 愛(ふくはら・あい)1988年11月1日、仙台市生まれ。28歳。3歳から卓球を始め、当時の最年少記録を次々更新。02年釜山アジア大会で国際主要大会初出場し、団体銅メダル。03年パリ世界選手権シングルス8強。五輪は04年アテネ、北京、ロンドン、リオと4大会連続出場、ロンドンで団体銀。リオではシングルス4位、団体銅。右利き。155センチ、48キロ。

 ◆江 宏傑(ジャン・ホンジェ)1989年2月22日、台湾・新竹市生まれ。28歳。08年プロツアー・グランドファイナル21歳以下の部優勝。09年ユニバーシアードではシングルスと混合ダブルスの2冠。13、15年の同大会では男子ダブルス金メダル。14年東京世界選手権団体戦銅。16年リオ五輪は団体戦代表で1回戦敗退。6月から沖縄を拠点に活動する「琉球アスティーダ」に加入。右利き。180センチ、70キロ。

最終更新:6/30(金) 8:50
スポーツ報知