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【ラジオNIKKEI賞】クリアザトラック 高速ラップ戦で絶対的に優位なディープインパクト産駒で勝負だ!

6/30(金) 20:25配信

東スポWeb

【ラジオNIKKEI賞(日曜=7月2日、福島芝1800メートル)新バージョンアップ作戦】夏の福島開幕週メーンは3歳馬によるGIIIラジオNIKKEI賞。クラシックに間に合わなかった素質馬に目移りする一戦だが、ハンデ戦とあって一筋縄ではいかない。トップハンデ馬大苦戦の歴史を鑑みる新VU作戦の明石尚典記者は◎クリアザトラック。高速ラップ戦で絶対的に優位なディープインパクト産駒で勝負する。

 2006年から別定→ハンデへ負担重量が変更。以降、中山施行の11年を含めてわずか2連対と低打率にあえいでいるのがハンデ頭だ。今年は57キロサトノクロニクルと牝馬ながら55キロを背負うライジングリーズンが実質的なトップハンデ。実績で頭一つ抜けた重賞ウイナー&2着馬の信頼度がかなり下がるとなれば、夏競馬のあの格言がいよいよ重みを増してくる。「夏は格より勢い」。古典的なフレーズとはいえ、ダービー&オークスという祭りの後の混沌を読み解くのにこれほどピッタリくる言葉も見当たらない。

 当欄が狙い撃ちするのはクリアザトラック。京都8ハロンの新馬戦でいきなりラスト2ハロン22秒1(11秒0→11秒1)の高速ラップを繰り出し、2勝目を挙げた阪神9ハロンのラスト2ハロンも11秒2→11秒4(別表参照)。直線の坂をものともせず、落差の小さい高速ラップでゴールまで駆け抜けた。瞬発力レベルはディープ産駒らしい高水準。それを前々の競馬で繰り出せるのだから、後続にとっては厄介極まりない存在だ。

 前走の江の島特別はラスト1ハロンこそ12秒1とラップを落としたが、直前の3ハロン目→2ハロン目が11秒1→11秒0の高速&加速ラップ。ひと足早い段階で究極に近い瞬発力を要求される流れなら、ゴール前でのラップ急落は仕方のないところ。9頭立ての少頭数とはいえ、年長の降級馬4頭を最速上がりタイで撃破。能力だけ走れば、同世代との決め手比べで後れを取るシーンはまず考えにくい。

 これほどの実力派がハンデ戦移行後、連対率12%と不振にあえぐトップハンデを回避できたのはまさに僥倖。すでに勝ち鞍のある56キロなら能力発揮に何ら支障はない。秋にさらなる飛躍を遂げるためにも賞金加算が至上命令。ここは負けられない一戦だ。

最終更新:6/30(金) 20:54
東スポWeb

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