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米上院のオバマケア代替法案、メディケイド大幅縮小へ=CBO

6/30(金) 11:28配信

ロイター

[ワシントン 29日 ロイター] - 米議会予算局(CBO)は29日、米上院の医療保険制度改革(オバマケア)代替法案が施行された場合、メディケイド(低所得者向け医療保険)向けの支出が2036年までに35%削減されるとの試算を明らかにした。

法案を巡り穏健派と保守派の主張が分かれる共和党内で意見集約がいっそう複雑になる可能性がある。

CBOは通常、10年先までの試算しか行わないが、今回は上院民主党の要請を受けてより長期にわたる影響について分析を行った。

上院のオバマケア代替法案は、オバマケアの下でのメディケイドの拡大を2021─24年に段階的に廃止し、2025年に一段と大幅な縮小と見直しを行う内容となっている。

CBOは、現行法ではメディケイド向け支出が今後20年にわたり年間5.1%拡大すると試算。一方、上院の法案が施行されれば、2026年までは年間1.9%のペースで拡大、その後の10年は年3.5%拡大するとの見方を示した。

上院の法案に対しては少なくとも9人の共和党議員が反対しており、党内では複数の修正が検討されている。

穏健派はオバマケアに盛り込まれている高所得者の投資所得への課税を撤廃せずに残すことを提案。一方、保守派のテッド・クルーズ上院議員は、オバマケアの規定に沿ったプランを提供することを条件に、カバーの薄いプランの提供も保険会社に認める案を示している。

ペンス副大統領はこの日、議会を訪れ、クルーズ氏や穏健派のスーザン・コリンズ議員らと意見を交わした。

双方の見解の相違は依然として解消されていないもようだ。

最終更新:7/17(月) 22:20
ロイター