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【CBC賞】余力残し&恵量3歳――メイソンジュニアに2つの勝機

6/30(金) 21:12配信

東スポWeb

【CBC賞(日曜=7月2日、中京芝1200メートル)得ダネ情報】先の函館スプリントSで軽量50キロのジューヌエコールが有力古馬陣を撃破したことで「3歳馬の斤量の優位性」、そして宝塚記念でのキタサンブラックのまさかの9着惨敗では「状態を維持し続けることの難しさ」にスポットが当たった。では“2つの教訓”を生かせるGIII・CBC賞の狙い馬は? ここ目標に余力を残して夏を迎えた、3歳馬メイソンジュニアだ。

 メイソンジュニアは3か月の休養明け。本来なら割り引き材料にもなる臨戦過程だが、サマースプリントシリーズで勝負をかけるために“力を蓄えていた”となれば、話は違ってくる。

 NHKマイルCの正統トライアル・ニュージーランドTで2着に好走しながら、大一番へと向かわなかった理由を渡辺調教師はこう説明する。

「どこが悪かったというのではなく、無理はさせたくなかったんです。デビュー時からのソエもあり、もともと脚さばきは硬め。間隔を詰めるのは良くないという判断で休ませることにしました」

 疲れの出やすい春3走目を自重してオーバーホールに充てたことで、「リフレッシュされた様子で、すごくいい雰囲気で帰厩できました。馬が成長してくれた印象もありますね」と、その効果も併せてアピールする。

 距離短縮に関しても、「正直、ニュージーランドTは馬場状態(稍重)や展開に恵まれた面もありましたから。1400~1600メートルでも好走してくれていますが、1200メートルでオープン(福島2歳S)を勝っているように、距離短縮はプラスに働いてくれると思います」と現状では1200メートルがベスト距離と主張すると同時に、「パワーもあるタイプなので、雨が降って馬場が緩くなっても問題はありません。タフなレースとなった方が53キロの軽ハンデを生かせそうに思えますからね」と梅雨時のこの時期には心強い「晴雨兼用型」であることも強調する。

 過去7戦で崩れたのはイレ込みまくった2走目の小倉2歳S(11着)のみ。その後は厩舎装鞍に切り替えるなどの工夫で、いかなる条件でも安定した走りを見せてきたのは地力の高さの証しだ。

「このレースの内容次第ではサマースプリントシリーズだけでなく、秋も楽しみになってきますし、そういうレースを期待しています」と結んだ渡辺調教師。早めに目標に定めた一戦で、有力古馬陣を打ち負かし、一気に夏のスプリント界の主役に躍り出る可能性は十分あるとみた。

最終更新:6/30(金) 21:20
東スポWeb

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