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日本Sフェザー王者尾川、金髪を黒髪に変えて5度目防衛戦へ

6/30(金) 14:42配信

デイリースポーツ

 「ボクシング 日本スーパーフェザー級タイトルマッチ10回戦」(7月1日、後楽園ホール)

 前日計量が30日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)で行われ、5度目の防衛戦に臨む尾川堅一(帝拳)、挑戦者で同級13位の山元浩嗣(ワタナベ)ともにリミットの58・9キロでクリアした。

 尾川はトレードマークの金髪を黒く染め直した。「美容師さんがこっちの方がいいというので。いい勝ち方ができたらこのスタイルで行こうかな」と笑った。ここ2試合判定勝ちが続いており「求められているのはKO。しっかり倒したい。強いところをアピールすればおのずと次のステージが見える」と、力が入る。

 WBO、IBFで世界4位、WBCで8位にランク入りしている。「次、世界と言われても準備はできている。ゴーサインが出たらしっかり行けるようにしたい」と、世界へアピールする一戦と位置づけた。

 一方の山元は日本王座初挑戦。タイ、フィリピン、メキシコなど海外での経験も豊富で「ベルトが欲しいですね」と、高いモチベーションでリングに上がる。

 昨年、仕事を辞めてフィリピンに武者修行に出掛けた。何回かの帰国を挟みながら、約7カ月間、厳しい環境に自らを追い込んだ。「日々勉強でした。孤独に強くなったし、メンタルが一番変わった」と成長を感じている。計量を待つ間も仏教僧・小池龍之介の「考えない練習」に読みふけっていた。

 今回、水を多めに取り、食事も野菜中心に変えたことで減量がこれまでにないほど楽だったという。「これまで減量がきつかったのに、今回は最後まで動けた。キャリアのもっと早い時期にこのやり方に気付きたかった」と笑った。

 試合には母のみや子さんが応援に駆けつける。「母にあまりほめられたことがない。日本タイトルという舞台に立つことを喜んでくれているので頑張っている姿を見せたい」と、ベルトを巻いた姿を見せるつもりだ。