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5月米個人消費小幅な伸び、物価上昇ペース鈍化

6/30(金) 23:27配信

ロイター

[ワシントン 30日 ロイター] - 米商務省が30日発表した5月の個人消費支出(季節調整済み)は前月比0.1%増と、小幅に伸びた。個人消費支出(PCE)物価指数は勢いが衰えた。

米経済がゆっくりなペースで、かつ安定的に拡大していることを示唆し、米連邦準備理事会(FRB)は予定通り年内に再び利上げするかもしれない。

個人消費は米経済の3分の2以上を占める。

5月は伸びが鈍化したものの、それまでは2カ月連続で0.4%増となっていた。米経済は第1・四半期にわずかにしか伸びなかったが、第2・四半期は勢いが加速したことを示唆する。底堅い個人消費は物価圧力を押し上げ、経済成長を促進するとの見方を後押ししている。

変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア個人消費支出(PCE)物価指数は前年同月比で1.4%上昇し、4月の1.5%上昇から伸びが鈍化した。コアPCEの前年同月比は3月以降ペースが落ちている。

PCE物価指数全体の前月比は0.1%低下。消費財やエネルギーの値下がりが重しとなった。コアPCEは前月比0.1%上昇だった。

物価圧力が低下したことに伴い、消費者の購買力は上がった。可処分所得(税引き後・インフレ調整済み)は0.6%増と、2015年4月以来の大幅な伸びとなった。

一部のFRB当局者は物価上昇率がFRBの目標とする2%を一段と下回ることを懸念している。ただイエレンFRB議長は今月上旬、一時的な要因で物価が向こう数カ月間、弱い伸びとなるだろうとの見方を示していた。

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最終更新:7/24(月) 4:55
ロイター