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引退の嗣永桃子、担当記者が見た「ももちという人」

6/30(金) 21:03配信

スポーツ報知

 公演前に取材の時間をもらい、本人を見て驚いた。元々きゃしゃなのに、ほおの肉は少し落ち、腕周りも細くなっていた。だが特筆するべきは肌がツヤツヤしていたこと。短期間で無理に絞り込んだのではない。時間をかけて、この日に臨んだのだ。何も言わなくても気合が伝わってきた。

【写真】笑顔で登場する嗣永桃子

 奔放なキャラに見えるが、実際は真面目そのもの。ある日、道端で出会って目をそらされたことがある。少し寂しくなって次に取材現場で会った時「浦本さん、すみません。あの時は人が見ているかと思って…」と自ら近寄って謝って来た。

 努力家でもある。バラエティー番組などではアドリブだけで話しているようだが、実は慎重に言葉を選ぶ。よく聞いていると、自分をオチに使って笑いにすることはあっても、人をけなして笑いを取ることは絶対しない。家やカメラの回っていないところで想定問答を繰り返しているのだろう。

 プレイングマネジャーを務めた「カントリー・ガールズ」では後輩を厳しく教育した。テレビ局の関係者によると、会話で面白く返せないメンバーには「準備が大事なんだよ」と大まじめに説教していたと聞く。なあなあのグループではない。メンバー同士でやっているというLINEでは、ももちを抜きにした別グループも存在しているという。

 準備が大事なんだよ―。この日のために作り込まれた体形がそれを物語っている。元アイドルのルックスで人気の先生になるのは間違いないが、それ以上として教育者として慕われる先生になると思う。

(ハロプロ!担当・浦本将樹)

最終更新:6/30(金) 21:09
スポーツ報知