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青藍泰斗・石川翔、打倒作新!両膝手術、股関節痛、右肩痛乗り越えはばたく

7/1(土) 6:04配信

スポーツ報知

 関東NO1投手の呼び声も高い栃木・青藍泰斗(せいらんたいと)の本格派右腕・石川翔がドラフト上位候補に急浮上してきた。青藍泰斗のエース・石川は「(県内6連覇中の)作新を止めるのは自分たち」と闘志を燃やす。昨秋県大会準決勝で敗れた昨夏甲子園王者に、自慢の直球でリベンジする。

 最後の夏に全てを懸ける。高校1年時などに両膝の半月板手術を経験し、今春の県大会は左股関節痛で登板できず。直後には右肩痛を訴えるなど、度重なる故障に泣かされてきた。

 それでも素材は一級品。復帰戦となった6月24日の練習試合・取手松陽戦には、8球団17人のスカウトが集結した。状態は「まだ60%ぐらい」ながら、直球の最速は145キロ。縦横のスライダーにチェンジアップで緩急を使い、5回無失点と好投した。中日・中田スカウト部長は「(今秋ドラフト候補で)トップクラス」と絶賛。甲子園未経験ながら「今年の関東NO1でしょう」と評価するスカウトもいるほどだ。

 「打倒・作新」のために手段は選ばない。尊敬する投手には作新OBのレジェンド球児・江川卓氏(現野球解説者)の名を挙げた。投球フォームの参考にするソフトバンク・千賀と合わせて、YouTubeなどで現役時代の投球を繰り返し見つめ、研究を重ねる。

 昨年12月からは前専大監督で、文星芸大付監督として佐藤祥万(現広島)を育てた高橋薫氏(61)から指導を受ける。「指先を使うことを意識して投げるようになったら、140キロ後半が出るようになった。キレも増した」と進化に手応えを感じている。

 最後のアピールチャンスが始まる。「夏は万全な状態で挑めるようにしたい」。前校名の葛生時代に出場した1990年以来、同校27年ぶり2度目の甲子園へ。県内の絶対王者を封じ込め、石川が全国の舞台へと飛翔する。(青柳 明)

 ◆石川 翔(いしかわ・しょう)1999年12月14日、東京・板橋区生まれ。17歳。北野小2年から野球を始め、赤塚一中では板橋シニアで外野手兼投手。青藍泰斗では志願して投手に転向し、2年春からベンチ入り。エースとして臨んだ昨秋県大会は、準決勝で作新学院に敗退。4番打者としてもチームを支える。179センチ、82キロ、右投左打。家族は日本人の父とフィリピン人の母に姉、弟、妹。

最終更新:7/1(土) 6:04
スポーツ報知

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