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落合、チャンスで1発!古豪・島田商の怪力5番

7/1(土) 8:05配信

スポーツ報知

 今年こそ古豪復活の期待がかかる。06年以来、11年ぶりシード校となった島田商が、戦後初となる夏の甲子園出場を目指す。池田新之介監督(38)が打線のキーマンに指名したのが、「5番・一塁」の落合駿(3年)だ。打線の中軸の一角を担う男は、「チャンスで回ってくるので、そこで打ちたい」と、手ぐすねを引いた。

 チーム1、2の怪力。GW中の練習試合では、1日に3本塁打を放ったこともあるほど。「詰まっても外野まで飛ばせる自信がある」と力こぶ。指揮官は「とにかく、まじめな性格」と評する。望月嗣久部長(36)から「いい加減に帰れ」と言われるまで居残りで、打撃練習に励む。

 野球ができない苦しみは身をもって分かっている。小学校時代に右ひじを手術して長い間ボールを握れなかった。高校1年の時には、体育祭で左ふくらはぎを肉離れして1か月練習できなかった。その反省から体のケアには気を使っている。風呂上がりには、両親に手伝ってもらってストレッチを欠かさない。ウェートトレで176センチ、82キロという鎧の体を身にまとった。「今年、レギュラークラスで大きなケガをしなかったのは落合だけ」と指揮官に認められるほど、故障のない肉体を作り上げた。

 戦前の1940年夏に全国準Vしている古豪。1998年にセンバツに出場しているが、戦後は県4強が最高だ。初戦(16日)は、小山と島田樟誠の勝者と対戦。「油断できない。一戦必勝で甲子園に出場できるように貢献したい」。落合が、バットでチームを聖地へ導く。(塩沢 武士)

最終更新:7/1(土) 8:05
スポーツ報知