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秘境 知るほどに感動―暮らし、歴史“ぎゅ~っと” 宮崎県高千穂町

6/30(金) 7:01配信

日本農業新聞

 宮崎県高千穂町の山中にある、築150年の牛舎に地域の暮らしや文化を伝える古い農具や写真などを飾った展示館が、隠れた人気スポットとして注目されている。

 名前は「ギャラリー蔵之平(くらんでら)」。同町の秋元地区にあり、約25年前まで使われていた牛3頭を飼う古びた木造牛舎を、持ち主の飯干金光さん(65)が改装。穀物を選別する唐箕(とうみ)や機織り機、秋元神楽の記録写真など約60点を飾った。

 地域住民らの組織、高千穂ムラたび協議会の活動の一環で、6年前に開いた。無料で見学できる。

 秋元地区は、秘境と呼ばれる高千穂町でも特に山深い場所。にもかかわらず、口コミで知った日本の農村に興味がある台湾などからの観光客が立ち寄る。飯干さんは「建物自体が地域の歴史を伝える作品。外国人は“こんな山奥に住んでいる人がいる”と驚く」と話す。(富永健太郎)

日本農業新聞

最終更新:6/30(金) 7:01
日本農業新聞