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小池百合子知事は「女を諦めていないファッション」 着こなし術を分析する

6/30(金) 6:29配信

BuzzFeed Japan

「小池百合子さんのファッションはひとことで言えば『戦略的』。“硬さ”と“しなやかさ”をうまく使い分けています」

そう分析するのは、ファッション・クリエイティブ・ディレクターで「小池百合子式 着こなしの黄金ルール」の監修も務めた軍地彩弓さん。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】

BuzzFeed Newsは、東京都の小池百合子知事の「ファッション戦略」を軍地さんに解説してもらった。

男に媚びないファッション。

小池氏の着こなし術を、軍地さんはこう解説する。

「しっかりとパブリックのルールに乗っ取っていますよね。硬い会見ではテーラードジャケットやタイトスカート、ワイドパンツ。華やかな場ではスカーフを取り入れたりなど、随所でコーディネートを間違わないなと思います」

軍地さんいわく、女性政治家のファッションは、男勝りにいく方法と、男性に媚びる選択肢しかなかったという。

「媚びる方はド派手なカラースーツなどでホステス的なスタイルになりがち。かといって、男勝りになりすぎると高圧的な印象を与えてしまう。そんな中、小池さんはジャケットメインですが、色や柄、素材などでしなやかさも兼ね備えています。男性にも女性にも寄らないコーディネートです」

6月20日の豊洲市場に関する記者会見を例に挙げてみよう。小池氏は深緑の比較的に地味めなスーツで登場した。

重要な会見の場だ。ジャケットスタイルは当たり前。しかし、胸元には“小池ファッション”の象徴ともいえるスカーフ、ネックレスを取り入れている。そうすることで、硬くなりすぎず、柔軟なイメージを与える。場面場面での立ち位置を計算し尽くしたコーディネートだ。

小池氏は「女を諦めていないファッション」

また、軍地さんは「小池さんは女を諦めていないファッション」とも分析する。

「小池さん世代の女性政治家だと、海外ではメルケル首相や朴槿恵前大統領、ヒラリー氏などがいますね。彼女たちのコーディネートを見ると、どなたもウエストをマークしていません。これはお腹のお肉を隠すためですが、くびれは女性性の象徴でもあります。それを隠すことは、ある意味“女を諦めたファッション”と言えます」

対して小池氏はジャケットやタイトスカートでXラインを強調し、ウエストを隠さない。さらにインナーに鮮やかな色を持ってくることで強調される。

決してそれが「セクシー、女の性を売りにしている」というわけではない。

「女性性の使い道といいますか、女性は言葉で解決する力があると思うんです。それがイコール小池さんとは限りませんが、ある程度、いきり立ったりせず、話し合って解決するのではないかと」

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最終更新:6/30(金) 7:29
BuzzFeed Japan