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メルセデス、アゼルバイジャンでの”トラブル”再発防止へ。ヘッドレストのロック機能を変更

6/30(金) 7:44配信

motorsport.com 日本版

 メルセデスはオーストリアGPに向け、アゼルバイジャンGPでハミルトンに起きたヘッドレストのトラブルを防ぐため、ロック機構を変更することになった。

【写真】アゼルバイジャンGPレース中、ヘッドレストの交換作業を受けるハミルトン

 メルセデスのルイス・ハミルトンは、アゼルバイジャンGPで勝利を目指してひた走っていた。しかし、ヘッドレストのロックが緩んでしまい、浮き上がってくるトラブルが発生。これを交換するためにピットインを余儀なくされポジションを落とした。

 コースに復帰したハミルトンは、数台のマシンを抜いてポジションを回復させたものの、後にペナルティを科せられ10秒ストップ&ゴーペナルティを受けたフェラーリのセバスチャン・ベッテルにも先行されてしまい、結局5位に終わった。

 チームは今週、ファクトリーで問題を調査した。その結果、ヘッドレスト後部にあるロックピン(クルマに固定するためのパーツ)の長さに問題があった可能性が高いことを突き止めたという。

 メルセデスのエクゼクティブ・ディレクターであるトト・ウルフはレース後、今回のトラブルは初めて発生したことだと語っていた。しかし、同チームのピンはライバルのそれよりも短いことを疑ったという。

「そういうトラブルは、これまで聞いたことはない」

 そう彼は語った。

「穴に入れるノブはあまり大きくはなかった」

 メルセデスはアゼルバイジャンで起きた問題の再発を防止するため、クルマに取り付けた際に完全にロックされるよう、ピンのデザインを変更することを決めたという。

 問題が発覚した後、メルセデスは責任がいずれかの個人に及ぶことを避けることに熱心だった。

「私は誰のことも非難しない」

 ウルフはスカイTVにそう語った。

「このチームは3回世界チャンピオンになった。そして、誰か個人を名指しで批判することはないだろう」

Jonathan Noble