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古民家をリフォームした保護猫カフェ スタッフ不足で愛猫もお手伝い

6/30(金) 11:01配信

sippo

 富山市の中心部から車で20分ほど、田園風景の中に、古民家を活用した保護猫カフェ「月猫カフェ」がオープンした。5年ほど前から猫の保護ボランティアに携わってきた田畑智真紀さん(50)が店長を務めている。築100年の木造家屋をリフォームしたレトロな空間で猫と触れ合いながら、保護猫カフェの意義を考えてみた。

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 木造家屋は2階建てで、もともと診療所と居住スペースが一緒になった建物を買い取ったもの。日本庭園に面した縁側とリビング、床の間のある和室を「猫カフェスペース」として開放している。リフォームに際して、縁側の窓の上やリビングの鴨居にキャットウオークを設けた。

 客は猫が跳び上がったり、走り回ったりする様子を間近に見ることができる。利用料は1時間当たり1200円(ドリンク付き)で、店頭では募金も受け付けている。収益金・寄付金は保護猫のえさ代、医療費、カフェの運営費に充てる。

「今、保護しているのは4匹です。『スタッフ不足』なので、我が家のちびこ(メス)とみーちゃん(同)にもアルバイトしてもらっています」と田畑さん。保護猫のぎんじ(オス)と、ちゃろ(同)は病気に感染していないかなどの検査結果が出るまで待機させており、くろ(同)はけがをしておりケージの中に。おはぎ(メス)だけでは少ないので、店長の愛猫2匹が応援に駆け付けたというわけだ。

 田畑さんはこれまで、飼い主が高齢になったり、転居したりするなどして、飼い続けられなくなった猫に新たな飼い主を見つける活動に取り組んできた。子猫は比較的早く貰い手が見つかって慣れていくが、成猫は時間がかかる。この日も、おはぎは人見知りをして、火鉢の中に隠れたままだった。

「保護猫の活動をしていると、『うちの庭に野良猫がいるから何とかしてほしい』という依頼を受けます。しかし、野良猫を飼い猫にするのは難しい。地域猫として見守るにしても捕獲して、去勢・避妊手術をする必要があります」

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最終更新:6/30(金) 11:01
sippo