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フードコート「ワールドグルメジャンクション」運営のタケモトフーズ、民事再生法の適用を申請

6/30(金) 17:22配信

帝国データバンク

 (株)タケモトフーズ(TDB企業コード:570132967、資本金1000万円、堺市北区百舌鳥梅町1-266-1、代表竹本一善氏、従業員30名)は、6月30日に大阪地裁へ民事再生法の適用を申請し、同日同地裁より監督命令を受けた。

 申請代理人は吉村弦弁護士(兵庫県神戸市中央区播磨町49 神戸旧居留地平和ビル2階、弁護士法人あさひ法律事務所、電話078-326-5678)。監督委員には村辻義信弁護士(大阪市北区堂島1-1-5 ザイマックス梅田新道ビル12階、ウェルブライト法律事務所、電話06-6343-3343)が選任されている。

 (株)タケモトフーズは、1987年(昭和62年)10月創業、88年(昭和63年)12月に法人改組した直営のフードコート店、レストラン、カフェなど企画運営業者。フードコートやショッピングセンター、デパート、駅ビルなどでクレープ、ワッフル、アイスクリームの小売店を中心にたこ焼き屋、中華ラーメン店、うどん店、ハンバーグ店などに幅広い業態の飲食店の企画運営を展開。「りんくうプレミアム・アウトレット」のフードコート『ワールドグルメジャンクション』の運営も行っていた。また、ベルギーの高級チョコレート『ガレー』の日本国内における独占販売権を取得し、国内の総代理店として百貨店での催事販売なども手掛けていた。積極的な出店活動で売上げが堅調に推移した2004年2月期には年売上高約33億5100万円を計上していた。

 しかし、その後は外食産業の競争激化とともに不採算業態、店舗の閉鎖を余儀なくされるなど売上げは減少傾向となり、2016年6月期(決算期変更)の年売上高は約19億400万円にまでダウン。また収益面においても販売員の人件費や店舗閉鎖に伴う費用の計上などで厳しい資金繰りを強いられていた。このようななか、チョコレート事業における今年のバレンタイン商戦で不調となったことで資金繰りが急速に悪化。ここに来て多方面に支払いの遅れが生じるなど資金繰りも限界となったことから、自力再建を断念し、今回の措置となった。

 負債は2016年6月期末で約9億100万円。