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カワイ&オンキヨーがノウハウを注入!電子ピアノNOVUS NV10

6/30(金) 18:41配信

Stereo Sound ONLINE

河合楽器とオンキヨーが協業して作りあげたハイブリッドデジタルピアノ

 河合楽器製作所(以下、河合楽器)は6月29日、都内で業務提携している音響メーカー・オンキヨーとともに、新製品発表会を開催した。ここではまず、河合楽器の新製品について紹介したい。

 河合楽器とオンキヨーは一昨年より協業を行なっており、昨春には両社のノウハウを注ぎこんだデジタルピアノを欧州の展示会で参考出品。音質的に高い評価を得たことを受けて量産体制を拡充。今回の新製品発表へとつながったという。

 今回発表された「NOVUS NV10」は、デジタルピアノの新製品で、同社創業90周年を記念したモデル。発売は10月6日で、価格は90万円(税別)。NOVUSは“新しい”という意味のラテン語で、音響技術を搭載したハイブリッドの新しいデジタルピアノ、という意味が込められているという。

 機構面では、弦のあるグランドピアノの感触(グランドピアノアクション)を再現するように、88鍵ひとつひとつの重さを変えているだけでなく、ダンパーペダル(足元にあるペダル)を踏んだ時に鍵盤のタッチが変わるところまで、微細に再現しているという。

 音響面では、オンキヨーとの協業によって、いわゆるプリメインアンプに使われている音声処理回路(1-bitプロセッシング)、ノイズ低減経路(DIDRCフィルター)、パワーアンプなどをピアノ内部に搭載することで、音質を向上させている。

 ちなみに、ピアノ(打鍵)の音は、同社フルコンサートピアノSK-EXの88鍵盤すべての音をマルチチャンネルでデジタル収録。ピアノ特有の響きを加えて再現している。設定を変更すれば、同社グランドピアノのSK-5とEXの音も再現できるという。

 搭載するスピーカーは7基で、構成はトゥイーター×2、フルレンジ(10cm径)×4、ウーファー(16cm径)×1となる。アンプの総合出力は135Wだ。

 なお、鍵盤の左端にはスマホサイズ(5インチほど)のタッチパネルが内蔵されており、各種設定操作を手元で行なえるようになっている。Bluetooth接続による音楽再生にも対応しており、スマホやポータブルプレーヤーに収録されている楽曲を、NV10をスピーカーに見立てて再生することも可能だ。

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最終更新:6/30(金) 18:41
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