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ニュータイプの卓球国際プロリーグ「T2」が開幕!

6/30(金) 14:32配信

テレビ東京スポーツ

 マレーシアのジョホールバルで28日、新たな卓球の国際プロリーグ「T2アジア太平洋卓球リーグ(T2 APAC=T2 ASIA-PACIFIC TABLE TENNIS LEAGUE)」(通称「T2」)が開幕した。第1戦にあたる今大会は30日まで行われる。

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 現行のルールに変更を加えたり、従来のイメージを覆すユニークな取り組みが盛り込まれたりしている同大会には、日本からも水谷隼(木下グループ)、張本智和(JOCエリートアカデミー)、早田ひな(希望が丘高校)が参戦。国別対抗ではなく、世界のトップ選手24人(男女各12人)が6人ずつ4チームに分かれて男女混成チームを結成し、チーム戦で優勝を争うシステムが導入されている。

 1ゲーム11点制は現行通りだが、デュースはなし。1試合24分の時間制限が設けられ、時間になった時点で得点数の高い選手が勝ちとなる。国を超えたチーム戦とあって、普段の大会では見られないトップ選手同士の和気あいあいとした様子が興味深い。

 会場のしつらえや選手のユニフォームも、これまでにないスタイルがお目見えしている。会場はハリウッド映画の撮影にも使われる「パインウッドスタジオ」。通常、コートの周りに置かれるフェンスがなく、代わりにボールボーイが配置され、テニスのように次から次へと選手にボールを渡す。そのため選手はいちいち球拾いに行かずに済む。ユニフォームは「アンダーアーマー」が支給。近年、日本でも人気の高いスポーツブランドで、ブルーやグレーの単色のTシャツが採用されている。中にはノースリーブやタンクトップもあり、張本智和(JOCエリートアカデミー)はノースリーブのTシャツを着用している。

 さらに卓球台が異色で、なんとセンターラインがない。理由は、試合がシングルスのみで行われダブルスはないため、センターラインは必要ないだろうとの主催者の判断のようだが、選手からは「(ミドルにボールが来た際)一瞬、フォアハンドで打つかバックハンドで打つか判断に迷う」との声も聞こえる。ちなみに卓球台は昨夏のリオ五輪で使われ、2020年東京五輪・パラリンピックでの採用も決まっている「SAN-EI(三英)」が支給している。

 他にも会場にソファ席があったり、開幕前日のオープニングパーティーで選手にヘアメイクとラルフローレンからの衣装提供があったりとラグジュアリー感を打ち出しているT2。開催期間は12月のプレーオフとファイナルまで計7大会が予定されている。

<出場選手> ※チーム名=監督名
■江加良(JJ:Jiang Jialiang)チーム
サムソノフ(ベラルーシ)、荘智淵(台湾)、張本智和(日本)、武楊(中国)、チョン・ジヒ(韓国)、エクホルム(スウェーデン)
■メイスチーム
ボル(ドイツ)、陳建安(台湾)、シバエフ(ロシア)、フォン・ティエンウェイ(シンガポール)、梁夏銀(韓国)、早田ひな(日本)
■パーソンチーム
水谷隼(日本)、ジュセヒョク(韓国)、M.カールソン(スウェーデン)、丁寧(中国)、スッチ(ルーマニア)、サウエートブット(タイ)
■ロスコフチーム
オフチャロフ(ドイツ)、尚坤(中国)、ドリンコール(イングランド)、鄭怡静(台湾)、サマラ(ルーマニア)、ポータ(ハンガリー)

テレビ東京