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観光資源掘り起こし地域活性化を 拠点のセンター開所

6/30(金) 15:12配信

両丹日日新聞

 福知山観光地域づくりセンターの開所式が29日、事務所を置く福知山駅北口の観光案内所前であった。大橋一夫市長や来賓ら約30人が出席し、「観光面から地域の活力創出を」と、センターを拠点に精力的な活動を誓い合った。

 センターは、京都府福知山市内の観光資源を掘り起こし、新たな視点で磨き上げ、効果的に発信することで、地域活性化をめざす。当面の目標として、早期の年間100万人の観光客数復活を掲げる。

 市が運営する組織で、センター長にはまちづくり観光課の山本美幸課長が就任し、事務局は福知山観光協会に委託。月1回ほど開催する戦略会議で、中心市街地、旧3町などエリアごとの資源を選定し、優先順位を決めたあと、体験ツアーといった新規事業を生み出していく。

 またドッコイセまつり、スイーツフェスティバル、酒呑童子まつりなど、既存イベントの内容見直しについて、それぞれアドバイス。観光で地域活性化に取り組む団体からの相談にも乗る。

 戦略会議の中心的役割を担う戦略マネジャーは、市内でコンサルティング会社を営む庄田健助さん(33)が務める。社員2人のほか、観光協会の福島慶太会長らも加え、7人から10人程度で協議するという。

 開所式で、大橋市長は「大江町の鬼伝説、夜久野町の玄武岩、三和町の産屋など、福知山は地域資源に恵まれている。観光は地域づくりとの考えで、これらの資源をつなげ、発信することがセンターの目的。地域に根ざした事業を実施し、元気の出るまちづくりを進めたい」とあいさつした。

 このあと大橋市長と福島会長が、事務所を置く観光案内所の入り口に看板を取り付け、出席者が拍手で開所を祝い合った。

 庄田戦略マネジャーは「現時点では、農業体験や城周辺の活性化に興味を持っています。若い民間事業者とも連携することで、稼げる観光をめざして頑張りたい」と意気込んでいた。

 7月22日には、午後1時30分からセンター設立記念シンポジウムを市民交流プラザで開く。

両丹日日新聞社

最終更新:6/30(金) 15:12
両丹日日新聞