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崇城大の訓練機が長崎空港で胴体着陸 滑走路一時閉鎖 けが人なし

6/30(金) 10:04配信

長崎新聞

 29日午前10時25分ごろ、大村市箕島町の長崎空港で、崇城大(熊本市)の小型双発プロペラ機ビーチクラフト58が滑走路上に胴体着陸し、停止した。国交省によると、搭乗していた同大の男性3人にけがはなく、着陸してすぐに飛び立つ「タッチアンドゴー」の訓練をしていたという。滑走路は3時間余り全面閉鎖。同空港発着の24便が欠航し、乗客約2千人に影響が出た。

 同大や大村署によると、当時は教官任用のための訓練飛行中で、同大講師の楠本晋一さん(63)=熊本市東区=が操縦し、教官の教授(68)=同市北区=ら2人が同乗していた。楠本さんの総飛行時間は民間のパイロット時代も含めて計1万270時間という。

 同大などによると、同機は午前9時すぎに熊本空港を離陸。長崎空港では「タッチアンドゴー」を3回繰り返した後、着陸後の滑走中に3本の車輪がすべて機体に引っ込んで胴体着陸した形になったという。事故当時の空港上空は曇りで風は弱く、視界は10キロ以上で良好だった。

 機体は8日に年1回の国の検査を終えており、29日の飛行前点検でも異常はなかったという。

 長崎空港事務所は午後1時48分、滑走路から機体を撤去し、同50分に閉鎖を解除。国交省は「航空事故」と認定し、運輸安全委員会は航空事故調査官2人を現地に派遣した。

 崇城大は熊本空港の隣接地にキャンパスがあり、パイロットの養成課程がある。2003年9月には、同大などの3人が小型機で訓練飛行中に対馬空港で着陸に失敗し、いずれも死亡した。

長崎新聞社

最終更新:6/30(金) 10:04
長崎新聞