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7月中に成案策定/青森県立高校の再編計画

6/30(金) 11:04配信

デーリー東北新聞社

 青森県内の県立高校を再編する第1期計画案(2018~22年度)を巡り、県教委は29日、県庁で臨時会を開き、成案策定を7月中とすることをあらためて確認した。夏休みを利用して中学3年生が高校に体験入学することから、「7月中の決定は必須」と委員の意見が一致した。計画案に対しては、事実上の廃校など対象校を抱える地区から見直しや延期を求める声が相次いだが、同日の臨時会で委員らは、さらに説明を尽くすよう要請。事務局側は計画案の方向性を堅持する考えを示した。

 会合では各地区からの要請内容に基づき意見交換。上北地区の三本木農業、十和田西の両校との統合が検討されている六戸高について、佐藤禎人高校教育改革推進室長は「(地区全体の)子どもが減る中、三本木農業高と十和田西高のみの統合では学級数を確保できない」として、3校を統合する必要性を指摘した。

 また、学科改編で田名部高の英語科が普通科に改編されることについても、「学校全体で英語教育に取り組む環境が整っている」(佐藤室長)と理解を求めた。県高校PTA連合会や五戸町、新郷村、六戸町などからの要望書や署名も紹介された。

 県教委は、7月5日の定例会で各地区の学校配置案などを精査した上で再度臨時会を開催する予定。五戸町などが提出した五戸高存続に関する支援策について平野義一教育次長は「(町に)具体的な内容や財源などを含め聞き取りしながら対応を検討する」とした。

デーリー東北新聞社