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アップル株価、歴代iPhone間の推移を振り返る

6/30(金) 11:57配信

ウォール・ストリート・ジャーナル

 米アップルの株価は、10年前に初代のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」が発売された当時の何倍にも上昇している。

 アップルの姿を変えモバイルテクノロジー市場をも変容させてきたiPhoneは、この10年間おおむね同社の株価を押し上げてきた。株式分割の調整後でみると最近、過去最高値を更新し、最新のiPhoneが発売された昨年9月に比べ約33%高となっている。

 iPhoneは今やアップルの事業の極めて大きな部分を占めている。最近は、今秋に発売される見通しの次期モデルへの期待感が株価を押し上げている。

 初代iPhoneが発売された2007年には、アップルの売上高に占めるiPhoneの割合はわずか0.5%だった。それが16年には通期売上高2156億ドルの63%を占めるまでになった。

 iPhoneの各モデル発表の間の株価上昇をみると、最も大幅に上昇したのは約5年前。「iPhone4S」が発表された11年10月から「iPhone5」が発表された12年9月までの間に80%上昇した。この次に上昇幅が大きかったのは「iPhone3GS」の09年6月から「iPhone4」の10年6月までで、74%上昇した。

 初代iPhoneが発売された時、直前12カ月の利益に対して株価は極めて割高だった。その後、利益が増えるにつれ、株価は次第に割安になってきた。

 アップルの時価総額は今年、一時8000億ドルを超えたものの、一部の主要上場投資信託(ETF)におけるアップル株の組み入れ比率は低下した。フェイスブックやアマゾン・ドット・コムなど他の大手企業の時価総額が急拡大し、アップルは押しのけられつつある。

By Ben Eisen