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米軍の協力、捜査に必要 イージス艦事故受け学習会

6/30(金) 8:16配信

カナロコ by 神奈川新聞

 日米地位協定をテーマにした学習会が28日夜、産業交流プラザ(神奈川県横須賀市本町)で開かれた。米海軍横須賀基地に配備されているイージス駆逐艦フィッツジェラルドの衝突事故を受け、基地問題に詳しい呉東正彦弁護士が日米で協力した捜査による原因究明の必要性を訴えた。

 呉東弁護士は「相手が米軍艦船という理由で、ブラックスボックス的問題になっている」と指摘。日本側は衝突相手のコンテナ船、米側はイージス艦をそれぞれ調べるだけでは「原因は分からない」と強調した。

 亡くなった7人の乗組員についても「軍からは見舞金が出るだろうが、損害賠償の責任をどうするかという手続きが欠けている。家族の救済にとっても困難」と主張。日本側の捜査への協力や情報共有の重要性を訴えた上で、「根本的には地位協定を見直すことが必要」と話した。

 三浦半島地区労などでつくる実行委員会の主催。沖縄県在住や出身の学生を中心につくる団体「シールズ琉球」の元メンバーで、一橋大大学院生の元山仁士郎さんも登壇。市内外から約30人が参加した。