ここから本文です

しっかり育ってね 稚魚5千匹小学生が放流 金沢沖

6/30(金) 17:43配信

カナロコ by 神奈川新聞

 栽培漁業の理解を深め、水産資源の大切さを知ってもらおうと「金沢放流祭り」が29日、横浜市漁業協同組合金沢支所(同市金沢区)近くの金沢漁港沖で行われ、近隣の小学生が稚魚の放流を体験した。

 参加したのは、市立金沢小学校と関東学院六浦小学校の5年生計約140人。金沢漁港から遊漁船に乗って沖に向かい、5分ほどで放流地点に到着。子どもたちは「元気に育ってね」などと声を掛けながら、ヒラメやメバルの稚魚(体長約6、7センチ)計約5千匹を水面に放流した。

 放流後の質疑応答では、児童が「珍しい魚も捕れるのですか」などと質問。同支所の木川亮一さん(55)は「温暖化の影響があるのか、最近では漁師でも名前が分からない魚が網に掛かることがある」と答えていた。漁に出ない日でも、漁網や道具を直したりすることも説明した。

 同支所の主催で県栽培漁業協会が協力し、今年で14回目。支所長の久保寺弘さん(72)は「数年前からヒラメが多く捕れるようになった。放流を続けている成果だと思う」と話していた。