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ペット放棄の影響考えて 7月2日まで外来生物展 箱根

6/30(金) 19:36配信

カナロコ by 神奈川新聞

 主に県内に生息する外来生物を紹介する特別展が7月2日まで、箱根町立森のふれあい館(同町箱根)で開かれている。外来種が増えている理由として飼い主の飼育放棄が多いといい、担当する石原龍雄学芸員(64)は「安易にペットを放棄することは自然界に大きな影響を与える。そのことを考えるきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。

 特別展では、中国や東南アジア原産の鳥で、同町内でも目撃報告が増えているソウシチョウ(体長約15センチ)やアライグマなど、外来生物約60種を写真や標本で紹介。増殖したことで起きた被害も合わせて解説している。

 環境省の特定外来生物に指定されているソウシチョウは、ペット販売業者が国内に持ち込んだが、小鳥ブームの衰退で売れず放野したものと考えられている。美しい鳴き声が特徴の渡り鳥のクロツグミが、町内でほとんど見られなくなった原因の一つとみられることも分かる。

 開館は午前9時~午後5時で年中無休。入館料は中学生以上650円、小学生以下400円。問い合わせは、同館電話0460(83)6006。