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米国の元老北朝鮮専門家6人、トランプ大統領に「対北朝鮮交渉促求」書簡

6/30(金) 7:04配信

ハンギョレ新聞

ペリー元国防相、ルガー元上院議員など超党派 「交渉は北朝鮮に対する補償でも譲歩でもない」 「緊張リスク減らし核開発を防ぐための唯一の現実的選択肢」

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領とドナルド・トランプ米大統領のワシントン首脳会談を2日後に控えた28日(現地時間)、米国の代表的な元老北朝鮮専門家たちが、トランプ大統領に北朝鮮との交渉を促す書簡を送ったことが確認された。

 書簡には、ビル・クリントン政権で国防長官を務めたウィリアム・ペリー、ロナルド・レーガン政権で国務長官を務めたジョージ・シュルツ、元共和党上院議員のリチャード・ルガー、米国きっての核専門家のジークフリード・ヘッカー、朝米ジュネーブ交渉の米国側首席代表だったロバート・ガルーチ、元メキシコ州知事ビル・リチャードソンの6人が超党派的に署名した。

 彼らは書簡で「数十年にかけて軍事・政治・技術の側面で北朝鮮問題に参加してきた専門家として、北朝鮮と近い将来に対話を始めることをトランプ行政府に強力に求める」と明らかにした。彼らは「現在の最高の緊張状態により引き起こされうるリスクを減らし、北朝鮮の継続する核兵器開発および使用の可能性を遮断するためには、唯一対話だけが現実的選択肢」と強調した。

 彼らは「交渉は、北朝鮮に対する補償でも譲歩でもない」として「核の災難を避けるために(北朝鮮との)疎通を構築する必要な措置」と明らかにした。彼らは「公式的な交渉の選択肢を模索するために、一切の前提条件を付けずに北朝鮮との非公式的二者会談を始めなければならない」として「信頼を示し会談を触発するために、米国は高位級の大統領特使を北朝鮮に送ることも必要だ」と提案した。

 彼らは「外交的アプローチが作動する保障はない。しかし、これといった軍事的選択肢もない」として「米国の攻撃に対する北朝鮮の対応は、韓国や日本を廃虚にするおそれがある」と憂慮した。彼らは「制裁のみでは問題を解決できないだろう」としながら「時間は我々の側にはない。外交を北朝鮮に対する選択肢目録の一番上に上げることを強力に求める」と強調した。

ワシントン/イ・ヨンイン特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:6/30(金) 7:04
ハンギョレ新聞