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ジョニー・デップ、「私生活では絶対にあり得ない」“ジャック・スパロウ”を演じる魅力

6/30(金) 6:50配信

クランクイン!

 最新主演映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』のPRで来日した米俳優のジョニー・デップが、多忙なスケジュールの合間を縫って、合同取材会に出席。「今回は24時間しか滞在できないと聞かされた。あまりにも短すぎるよ!」と嘆きながらも、疲れ知らずのサービス精神で、自身が演じる人気キャラクター“ジャック・スパロウ”の魅力についてユーモアたっぷりに語った。

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 1000人以上のファンが待ち構える中、ジョニーが羽田空港に到着したのが取材会前日の深夜。翌日は、午前中からテレビの収録などを精力的にこなし、夜にはメインイベントのジャパンプレミアが控える中、疲れた様子など一切見せず、満面の笑顔で姿を現した。インタビュー前のフォトセッションでは、ニヒルに決めたり、悪戯っぽく笑ったり、表情豊かにリクエストに応え、挙げ句の果てにはバックショットを披露するノリノリぶり。

 質疑応答の合間には、日本人のオシャレに興味津々なのか、取材陣の靴や洋服に目を配りながら、「それいいね、君を襲ってでも手に入れたい!」といじったり、「記者の皆さん、どこに住んでいるか教えてくれる? 明日、朝食を作りに行くよ!」とジョークを飛ばしたり、終始リラックスムード。“ジョニー・デップを囲む会”と言っても過言ではないほど、和やかで、笑いの絶えない、実にアットホームな取材会が行なわれた。
 
 もちろん、談笑ばかりでなく、各媒体の質問にも真摯に答えたジョニー。多くはジャック・スパロウ役に集中したが、その魅力について、「ジャックは人生の中で一度も“シャイ”だったことがない男。言いたいことを言って、やりたいことをやる、それが彼の魅力」と分析。「どんなに無責任で、馬鹿なことをやっても、いつの間にか何とかなっちゃう珍しいキャラだね。私生活では絶対にあり得ない行動だから、役者として演じるのが楽しくてしょうがないんだ」とうれしそうに語る。


 さらに、「キャラクターは通常、物語の中で何かしらの到達点にたどり着くもの。ところがジャックには、到達点も何もなく、ずっとそのまま同じ地点にいるんだ。スカンクのペペ・ル・ピュー(アニメ映画『ルーニー・テューンズ』などに登場するキャラクター)みたいに、本人は自分のことを“かっこいい”と思っているけれど、体が臭くて、みんなから敬遠されてしまう。ジャックってそういうところもあるよね」と指摘しながらも、その目は愛おしさに満ちていた。

 また、本作では、CG技術によって若き日のジャック(つまりジョニー)が登場し、孤高の海賊となったルーツもひも解かれているが、これに対してジョニーは、「あんな顔だったかなぁ…?」と首をひねりながら、「若返った自分の姿を観るのは、奇妙でシュール。ちょっと滑稽な感じがするよ」と照れ笑い。

 それでも、「テクノロジーがどんどん進化すると、何でもできるようになるね。例えば、(往年の名優)ハンフリー・ボガートやマーロン・ブランドと、いつか共演できる日が来るかもしれない。万が一、それが可能になったら、僕だけ現場に行くのはズルいので、(CGが活躍している間)家でポテトチップスでも食べながら映画が完成するのを待っているよ」と冗談まじりに夢を語り、インタビューを大いに盛り上げた。(取材・文・写真:坂田正樹)

 映画『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』は7月1日より全国公開。

最終更新:6/30(金) 6:50
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