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枯れ葉に紛れ抱卵 希少な渡り鳥ヨタカ

6/30(金) 17:01配信

紀伊民報

 和歌山県田辺市の山中で、全身が枯れ葉模様をした希少な渡り鳥ヨタカが抱卵している。県レッドデータブックで絶滅危惧1A類、環境省のレッドリストで準絶滅危惧に分類されている。

 植林地で作業していた男性が見つけた。草刈りをしている時に飛び立ち、存在に気付いた。全長2センチほどの卵が2個あり、すぐに親鳥は戻ってきて温めていたという。

 ヨタカは夏鳥として九州以北に飛来し、平地から山地の林で繁殖する。以前は県南部でも普通に見られたが、最近は生息数が激減してなかなか見掛けることがなくなっている。夜行性で夕方から林や草原の上を飛び回り、口を大きく開けて餌の昆虫を捕まえる。宮沢賢治の童話「よだかの星」にも登場する。

最終更新:6/30(金) 17:01
紀伊民報