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ニホンライチョウの卵1個ふ化せず いしかわ動物園、原因調査へ

6/30(金) 1:34配信

北國新聞社

 石川県は29日、いしかわ動物園(能美市)で、ニホンライチョウの受精卵1個の発育が止まり、ふ化しなかったと発表した。同園は日本獣医生命科学大(東京)に検査を依頼し、発育が中止した原因を調べる。

 いしかわ動物園によると、28日午後7時ごろ、職員が卵の殻の一部を破って中を確認し、死んだことが分かった。

 卵は、上野動物園(東京)で飼育する成鳥が5月30日に産卵し、6月22日にいしかわ動物園に移送された。ふ化予定日だった27日朝から心拍が弱り始め、同日午後5時ごろには心拍がほとんど確認できなくなった。

 発育中止の原因は分かっていないが、飼育責任者の竹田伸一さん(60)は、「ひなが殻を破ってふ化するのは重労働であり、途中で力尽きたのかもしれない」と指摘した。

 一方、28日にふ化したひな1羽は、29日に自力で配合飼料を食べ始めた。元気に歩き回っており、生育は順調という。竹田さんは「ふ化できなかったのは残念だが、残る1羽の飼育に全力を注ぎたい」と話した。

 環境省によると、富山市ファミリーパークなどでも発育が止まった卵があるという。

北國新聞社

最終更新:6/30(金) 1:34
北國新聞社