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「民家の甲子園」外国人も知って 能美市のロシア人職員が協力

6/30(金) 1:34配信

北國新聞社

 能美市役所の臨時職員、ブシマキン・バジムさん(33)=ロシア・ハバロフスク出身=が、7月9日に市寺井地区公民館で開かれる「第15回民家の甲子園・県大会」(北國新聞社後援)のPRに一役買うことになった。バジムさんはポスター英訳や留学生への来場呼び掛けのほか、初の外国人審査員を担い、「国内の外国人が、もっと日本文化を知るきっかけにしてほしい」と意気込んでいる。

 バジムさんはハバロフスク教育大を卒業した後、金大大学院で文学を学び、博士号を取得。修了後は2014年4月から能美市役所で国際交流担当の臨時職員として働いている。

 高校生が古民家のある風景などを収めて競う写真コンテスト「民家の甲子園」の存在を知り、古きよき日本を知ることのできる取り組みとして国内の外国人にも知ってほしいとイベントのPRに協力することにした。

 県大会の英訳版ポスターを作成し、北陸先端科技大学院大の留学生や国際交流団体に来場を働き掛ける。

 バジムさんは「高校生が地元の伝統文化を学び直すよい取り組みであり、写真を撮ることで愛着を持つことができ、住民とも交流できる」と、より多くの外国人にイベントを知ってもらう意義を語る。

 イベントを主催する県古民家再生協会の山多宏代表は「全国大会を通じて外国人の審査員は初めてであり、認知度の向上と活動の広がりに期待が持てる」と話した。全国大会は8月8日に小松市で開催される。

北國新聞社

最終更新:6/30(金) 1:34
北國新聞社