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夏の雪 金沢に涼 湯涌温泉で氷室開き

6/30(金) 16:14配信

北國新聞社

 7月1日の「氷室の日」を前に、金沢市湯涌温泉で30日、夏の風物詩「氷室開き」が行われた。玉泉湖畔の氷室小屋には多くの地元住民や観光客が集い、取り出された雪氷に触れたり写真を撮ったりして涼を感じ取った。

 氷室開きは、冬場に氷室小屋に雪を貯蔵し、夏に将軍家に贈った加賀藩の習わしにちなんだ行事で、氷室の日を前に湯涌温泉観光協会が開催している。2011年以降は6月の最終日曜に行われていたが、18年の開湯1300年を見据え、同協会が昨年から開催日を30日に変更した。

 氷室小屋では、山下新一郎湯涌温泉観光協会長があいさつし、細田大造副市長が祝辞を述べた。白装束の協会員がのこぎりで雪氷を切り出し、近くの薬師寺に奉納した。

 石川県トラック協会青年部会は、藩政期に幕府に献上するために雪氷を運んだ飛脚を再現した。飛脚姿の会員は雪氷を詰めた重さ約60キロの長持を担ぎ、約17キロ離れたゴールの金沢駅へ出発した。金沢湯涌夢二館前では切り出された雪氷を使ったかき氷が振る舞われた。

 7月5日には、金沢市と友好交流都市協定を結んでいる東京都板橋区、市と協定締結を目指している目黒区に雪氷を贈る。

 30日の石川県内は、梅雨前線の影響で曇りまたは雨となった。正午までの最高気温は金沢28・3度、輪島27・8度と7月中旬並みだった。県内は大気の状態が不安定になっており、金沢地方気象台は県内全域に雷注意報を出して警戒を呼び掛けた。

北國新聞社

最終更新:6/30(金) 16:14
北國新聞社

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