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【個別銘柄】Jフロント急伸、日東電や第一三共上昇、ニトリH大幅安

6/29(木) 12:20配信

Bloomberg

29日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

J. フロント リテイリング(3086):前日比8.7%高の1746円。2017年3-5月期営業利益は前年同期比37%増の130億円だったと28日に発表した。大丸創業300周年企画やインバウンド販促強化などで主力の百貨店事業が8割超の増益となった。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、大型新店の開業費用計上で営業利益は伸び悩む可能性があったが増益を確保、事業利益段階でも増益で既存事業のコストダウンは着実に進んでいると評価。決算の印象はポジティブとした。

日東電工(6988):3.8%高の9363円。メリルリンチ日本証券は投資判断を「中立」から「買い」、目標株価を8800円から1万1200円に引き上げた。ライフサイエンス分野の成長性の高まりを評価した。肝硬変治療薬ND-L02-s0201はグローバル提携したブリストル・マイヤーズ・スクイブにより17年中に第2相b試験に入る見込みで、需要が大きく有効薬剤が限られる市場で世界売上高50億ドルの可能性を見込む。

第一三共(4568):2.9%高の2615.5円。UBS証券は投資判断を「売り」から「買い」に2段階引き上げ、目標株価を1900円から3400円に変更した。がん治療薬「DS-8201a」はロシュの乳がん治療薬「カドサイラ」を置き換えるだけでなく、HER2低発現患者にも奏功する可能性があり、市場が大きく拡大すると予想。19年に米国発売を予想する同剤で業績は回復基調になると想定し、第一三共株をトップピックとした。

ニトリホールディングス(9843):6.8%安の1万5070円。3ー5月期営業利益は前年同期比5.6%減の257億円だったと28日に発表。人件費や新規出店に伴うコスト増が響いた。決算を受けモルガン・スタンレーMUFG証券は、投資判断を「オーバーウエート」から「イコールウエート」に引き下げた。店舗間の自社競合リスク、大規模物流センターや出店加速による固定費負担増、中国での費用先行で営業増益率の拡大が期待し難いと分析した。

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最終更新:6/29(木) 15:39
Bloomberg