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都議選:安倍首相に危機感、「1強」崩れる可能性も-7月2日投開票

6/30(金) 10:18配信

Bloomberg

東京都議選は7月2日の投開票を控え、小池百合子東京都知事の率いる「都民ファーストの会」が自民党をリードする展開となっている。結果次第で2012年の第2次政権発足以後、「1強」と呼ばれた安倍晋三首相の政権基盤が崩れる可能性もある。

「築城3年、落城1日」ー。選挙戦終盤の28日、安倍首相は都内の応援演説で自民党の持つ危機感をこう表現した。09年に下野した時に国民の信頼を失ったことを反省し、新しい自民党に生まれ変わることを決意したと述べ、「あの時の悔しさ、無念さ」を思い起こして戦い抜きたいと訴えた。

今回の都議選は加計学園の獣医学部新設問題などの影響で内閣支持率が急落した直後に告示され、自民党にとって不利なタイミングとなった。共同通信社が24ー25日に行った世論調査では、政党別投票先として都民ファーストを挙げた人が26.7%と最も多く、自民党は25.9%だった。共産党は13%、公明党は12.3%で、調査時点で「投票先をまだ決めていない」とした人は57.2%だった。

政治評論家の有馬晴海氏は、今までは安倍自民党に代わる存在がなかったが、小池氏率いる都民ファーストが受け皿になると状況は変わるとコメント。国政レベルでも小池氏寄りの議員が増えてくると今後の政権運営は「厳しいかもしれない」と電話取材に述べた。

都民ファーストは、小池氏の改革理念に賛同する「希望の塾」の出身者を中心に50人(現有議席6)の公認候補を擁立。協力関係にある公明党公認の23人(同22)を含めて推薦を出した候補者計85人全員の当選を狙う。自民党は60人(同57)、共産党は37人(同17)、民進党は23人(同7)を公認した。

稲田防衛相発言

自民党に対する逆風は23日の告示後も続いている。27日には稲田朋美防衛相が演説で、自民党候補への応援を防衛省、自衛隊としてもお願いしたいと発言。その日のうちに撤回したが、自衛隊の政治利用とも受け取れると批判され、野党側は同氏の罷免を要求している。

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最終更新:6/30(金) 10:18
Bloomberg