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中国、景気の勢い維持-6月PMIが製造業・サービス分野で上昇

6/30(金) 10:21配信

Bloomberg

中国の6月の製造業活動を測る政府の指数は前月から上昇した。中国経済が4-6月(第2四半期)も勢いを維持したことがあらためて裏付けられた。

国家統計局が30日発表した6月の製造業購買担当者指数(PMI)は51.7。5月は51.2だった。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値では51と見込まれていた。6月の非製造業PMIは54.9と前月の54.5から上昇。PMIは50を上回ると活動の拡大を表し、50を下回ると縮小を示す。

今年の中国経済は予想よりも堅調に推移しており、政策当局には金融リスク抑制と不動産セクターの沈静化に焦点を絞る余地が生まれている。世界貿易の安定化は企業利益を押し上げ、採用増を促している。このため、住宅価格の調整で政府が目指す6.5%成長が未達になるとの懸念は今のところ和らいでいる。

クレディ・アグリコルCIBの新興市場シニアストラテジスト、ダリウス・コワルツィク氏(香港在勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「中国経済の勢いが引き続き堅調で、向こう数四半期は最悪でも段階的な減速にとどまることを意味している」と分析した。

コメルツ銀行の周浩シニアエコノミスト(シンガポール在勤)は、「4-6月の国内総生産(GDP)成長率は上向きとなる公算が大きく、政策当局には7-12月(下期)も過剰なレバレッジの削減を続ける余地が生まれる」と話した。

原題:China’s Factory Momentum Holds Up in June Amid Global Upturn(抜粋)

市場関係者のコメントなどを追加し更新します.

Jeff Kearns, Yinan Zhao, Miao Han

最終更新:6/30(金) 11:22
Bloomberg