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スカイマーク、仙台復活 神戸へ1日2往復、撤退路線初の再開

7/1(土) 13:06配信

Aviation Wire

 スカイマーク(SKY/BC)は7月1日、神戸-仙台線を再就航させた。1日2往復で、約1年8カ月ぶりに再開した。経営破綻で撤退した路線の再開は初めて。

【仙台空港に着陸するスカイマーク再開初便】

 スカイマークの破綻直後の路線数は24路線だったが、石垣と宮古、米子、仙台の4空港から順次撤退。今回再就航した仙台のほか、羽田、札幌(新千歳)、茨城、中部(セントレア)、神戸、福岡、長崎、鹿児島、那覇の10空港に直行便18路線が就航しており、26機のボーイング737-800型機(1クラス177席)で運航している。

 運航スケジュールは、午前便の仙台行きBC152便が神戸を午前7時20分に出発し、午前8時40分に仙台着。午後便のBC156便は神戸を午後5時35分に出発して、仙台には午後6時55分に到着する。

 午前の神戸行きBC153便は午前9時15分に仙台を出発し、午前10時45分に神戸着。午後便のBC157便は仙台を午後7時35分に出発して、神戸には午後9時5分に到着する。

 スカイマークは2013年4月20日に仙台へ就航。札幌線を1日3往復、福岡線を1日2往復で運航を開始した。2015年1月28日の経営破綻以降、同年3月29日に始まった夏ダイヤから札幌線と福岡線を運休し、夏ダイヤ最終日の同年10月24日で神戸線の運航を終え、仙台から撤退した。

 スカイマークの市江正彦社長は、「個人的には思ったより早くカムバックさせていただいたと思っている。空港を運営する仙台国際空港会社にも、負担が少ない形でサポートいただいた」と、再就航のあいさつをした。

 仙台着初便となったBC152便は、乗客175人(幼児1人含む)を乗せ、神戸を定刻より5分早い午前7時15分に出発し、午前8時38分に仙台着。折り返しとなる仙台発初便のBC153便は、乗客178人(幼児2人)を乗せて定刻の午前9時15分に出発し、午前10時41分に神戸へ到着した。

 BC152便が仙台へ到着した際は、空港の消防車による放水アーチで出迎えられた。一方、1日早朝にJR東北本線の名取-南仙台駅間で停電が発生したことから、同線に乗り入れる仙台空港アクセス線は大幅にダイヤが乱れ、BC153便の乗客にも影響が及んだ。

 仙台空港は2016年7月1日に民営化。9月には、2013年4月12日に就航したピーチ・アビエーション(APJ/MM)が第3拠点化する。現在は関西線のみだが、札幌と台北(桃園)に乗り入れ、上海線の開設も視野に入れている。一方、中部空港(セントレア)を拠点に就航準備を進めているエアアジア・ジャパン(DJ)は、運航を予定していた中部-仙台線の計画を撤回。同社はスカイマークのカウンターがあった場所に、チェックインカウンターを準備していた。

 仙台国際空港会社の岩井卓也社長は、スカイマークの再就航について「われわれとしても悲願だった。民営化によりさまざまな施策を実施してきたが、エアラインとはパートナーの関係でありたい」と民営化1周年を迎え、航空会社とともに発展していく空港作りを目指していくと誓った。

Tadayuki YOSHIKAWA

最終更新:7/1(土) 13:07
Aviation Wire