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錦織、14年全米決勝で敗れた“天敵”チリッチと4回戦か

7/1(土) 6:05配信

スポーツ報知

 【ロンドン30日=大和田佳世】テニスの4大大会第3戦、ウィンブルドン選手権(3日開幕)の組み合わせ抽選が試合会場で行われた。男子シングルス世界ランク9位の第9シード錦織圭(27)=日清食品=は初戦の相手が同105位のマルコ・チェッキナート(24)=イタリア=に決まった。2014年全米オープン(OP)以来の第8シード以内陥落により順当ならば4回戦で同6位のマリン・チリッチ(28)=クロアチア=と対戦する。

 第9シードの錦織に、最初の関門としてM・チリッチが立ちはだかる。抽選の結果、順当に勝ち上がれば4回戦で対戦する第5~8シードのうち、最も対戦回数が多い因縁の相手を引いた。4大大会で14年全米OP以来11大会ぶりに、準々決勝まで上位ランクの選手と対戦せずに済む第8シード以内から陥落。昨年と同じく同じブロックに入り、シード順が逆転して戦うことになった。

 チリッチは身長198センチから打ち下ろすサーブが強力で、昨年は3戦全敗。14年全米OP決勝で敗れた雪辱を期した昨年のウィンブルドンでは、左脇腹痛のため第2セット途中で棄権した。今年も同じラウンドで対戦する可能性が高い上、同じ前哨戦のゲリー・ウェバー・オープン(ドイツ)で負傷したところまで同じ。またも、初めての8強へ乗り越えなければならない壁だ。

 この日の午前は、本番で使われるコートでL・プイユ(フランス)と実戦形式も含めて打ち合った。痛めた左でん部の影響は感じさせない軽やかな動きで、表情も明るかった。

 6月26日にロンドン入りするまでドイツに滞在し、リハビリやジムでトレーニングをしてきた。27日からボールを打つ練習を再開。ダンテ・ボティーニ・コーチは「静かな場所でリハビリできた。体調は徐々に良くなってきているし、精神的にもいい」と話した。

 1回戦で顔を合わせるチェッキナートは今回がウィンブルドン初出場で、芝での試合経験はツアーどころか下部大会でもゼロ。初対戦で未知数とはいえ、怖い存在になるとは考えにくい。徐々に調子を上げ、難敵に立ち向かう準備を整えていく。

最終更新:7/24(月) 19:31
スポーツ報知