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共通入場券売れ行き好調 韮山反射炉・江川邸―伊豆の国市

7/1(土) 13:08配信

伊豆新聞

 伊豆の国市が4月から販売している「韮山反射炉・江川邸共通入場券」が好調な売り上げを維持している。29日現在、販売枚数は8322枚。市世界遺産課は「月に千枚いくとは思っていなかったため、予想をはるかに超えている。片方の施設を訪れた人が、もう一方へ足を運ぶきっかけになるといい」と歓迎している。

 世界文化遺産・韮山反射炉と建設に尽力した江川太郎左衛門英龍(坦庵)の生家を一緒に見てもらおうと始めた。共通券は大人700円、小中学生250円。反射炉(大人500円、小中学生50円)と江川邸(大人500円、小中学生300円)でそれぞれ購入するより大人300円、小中学生は100円安い。

 両施設を結ぶことで、観光客の市内滞留時間を増やすことも狙う。公益財団法人江川文庫学芸員の橋本敬之さんは「共通券を持って来る人が多いと受付から聞いた。反射炉が世界遺産ということで多くの人が訪れるが、江川邸のことも知ってもらえるといい」と期待を寄せた。

 市は昨年、反射炉が世界文化遺産に登録された7月8日を「韮山反射炉の日」に制定。同日、韮山反射炉ガイダンスセンターでイベントを開く。午前8時50分から反射炉を含む「明治日本の産業革命遺産」共通の記念銘を除幕。鋳物作り体験や踊りを催す。午後5時半からは講演会を開き、木村鋳造所常務の菅野利猛さんが「あの島に韮山反射炉は建つのか?その技術と歴史」をテーマに語る。事前申し込みが必要。

 問い合わせ、申し込みは市世界遺産課〈電055(948)1425〉(平日午前8時半~午後5時15分)へ。

 【写説】販売開始から3カ月。好調な韮山反射炉・江川邸の共通入場券

最終更新:7/1(土) 13:08
伊豆新聞